あの人気記事の絵本販売化が決定!
こんにちは、インフルエンザの家庭内連鎖にまんまとやられたダン吉です。
このたび、以前書いたブログ記事を原案にした絵本が販売されることになりました!
そのブログとは、「Webhookって何?を子どもでもわかるように描いてみた」。
Webhookをわかりやすく説明するために、クマさんイラストを描いたものです。
ありがたいことに社内外で予想外の反響をいただき、調子に乗って絵本にしてみました。
まずはイラストに注目!
イラストは私ではなく、プロのイラストレーターの方で、しかも絵本制作の経験のある方にお願いしました。
表紙はこんな仕上がりです。
ほっこりとした味のある、素敵なイラストですよね!
ちなみに私の描いた元ネタは↓ですから、落差にびっくりします。
ハイライトである、Webhook発動のシーンも公開しちゃいます!
元ネタは↓です...。(穴があったら入りたくなってきました。)
私の文はともかく、この美しいイラストだけでも、手元に置いておく価値はあると思います。
メインターゲットはあくまで「大人」
絵本というと、子ども向けと思われそうですが、実は、この本のメインターゲットは大人です。
この取り組みは、Eraさんの「技術同人誌」(ブログバックナンバー参照)シリーズの新作として、
絵本風同人誌を作ってみませんか、という話をいただいたことがきっかけでした。
秋葉原系の猛者の方々に、果たして絵本風は受け入れられるのかしら...?という不安ももちろんありました。
それでも、前向きにやってみよう!と思ったのは、「こども君主論」という本を目にしたからです。
教育に意識高い系の夫が、小学生の長女に買ってきた本ですが、これがまぁわかりやすいのです。
難しい原文を現代語訳にして、カラフルなイラストがあって、大人が読んでも役立ちます。
「いいなー、子ども向けの方が全然わかりやすいじゃん...。」
プログラミングを子ども向けに解説した本はいくつかありますが、
kintoneのような特定のサービスを題材にしたものはまだ見たことがありません。
既存の形式にこだわらず、子どもにでも理解できることを目指して全力でわかりやすくしたら、
大人にとっても嬉しいんじゃないかと思い、世界初かもしれない「絵本風技術同人誌」制作を進めました。
絵本の見どころをご紹介!
さて、こうした想いで作りあげた「クマのたっきゅうびん」の見どころをいくつかご紹介します!
1. イラストに小ネタを仕込んでいます!
前掲の表紙画像で、お気づきになりましたか?
なんと、kintoneやcybozu.comのユーザーにはおなじみの、あの困った雲ちゃんマークが...!
きんとーんの村の、リアルきりんとーんさんも登場しています。
わかる人にはわかる、隠し画像は他にもありますので、本物を手にした方のお楽しみです。
2. 技術用語をたとえやひらがな表記でわかりやすくしました!
ブログでは、Webhookで送信するデータを「荷物」にたとえて説明しました。
絵本では、さらにストーリーを膨らませ、kintone APIの概念などの技術用語も盛り込んでいます。
一部抜粋します。
うさぎさんの山と きんとーんの森 の間は深い谷になっています。
お父さんの使っている、きんとーん えー・ぴー・あい という道具があれば
できなくはありませんが、クマくんがトランポリンで届けるのは大変です。
「でーた を遠いところに送る、新しい機械を作らなきゃ。」
クマくんは、さっそくとりかかりました。
注)下線部分は圏点を使用しています。
「クマのたっきゅうびん」(きんとーん・らぼ 発行)より引用
上記のように、ストーリーの中でなるべく自然な形で技術用語を取り込むことを心がけました。
また、絵本風の文章になじむよう、技術用語をあえてひらがな表記にしました。
3. 親子の絆を描いた、泣けると評判のストーリーです。
ストーリーも作り込んでいます!
読んだ方に、この可愛らしいイラストに合ったストーリーにも、癒やされていただきたいです。
特に、クマくんとお父さんとの親子の絆に注目です。
隣に座っているウィルさん(kintoneデスメタル化記事で界隈では有名)も、下書きを読んで泣いたとのこと。
4. 「あとがきにかえて」の詳しい解説で、しっかり学べます!
大人向けなので、真面目な解説も入れています。
たとえていた部分が何を指していたのか、あとがきにあたる解説で説明しました。
ストーリーを読んだ後に解説まで読むことで、Webhookとは何か、kintone Webhookとは何か を
しっかり理解していただけるかと思います。
どこで手に入る?
絵本風同人誌「クマのたっきゅうびん」、興味を持っていただけたでしょうか?
もし「欲しい!」という方は、大変申し訳ないのですが、
現在はイベントでの限定販売(頒布)のみとなっています。
直近では以下のイベントを予定していますので、ご確認ください。
オープンソースカンファレンス 2018 Tokyo/Spring でkintoneの同人誌を販売します!
また、4月にも秋葉原の大きな同人誌イベント 技術書典4 での出品を予定しています。
売上次第では、また調子に乗ってシリーズ化など実現できるかもしれません。
応援のほど、よろしくお願いいたします!
【追加決定】
2018年3月7日(水)に開催のkintone hive fukuoka vol.2 でも販売されることになりました!
ご参加の方は、休憩時間にぜひブースをのぞいてみてください。
数に限りがございますのでお早目のお越しをおすすめします。
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- 【やってみた】kintoneをデスメタル化してみた
技術者向けサイト
・コミュニティに投稿やコメントしたり、Tips に質問できます。
・API のアップデート情報の通知を受け取ることができます。
・5ユーザー、1年間無償の開発者ライセンスを申し込むことができます。
・Tipsやサンプルの動きを確認できるデモサイトを利用することができます。
・HTTP Client Tool for kintoneを利用することができます。