【イベント出展報告】kintone × IoT - Maker Faire Tokyo 2019 にブースを出しました!

気が付いたら、前回の記事から1年も経っていました。Eraです。
昨年のコミックマーケットに引き続き、今年もエンジニアに出会うべく、「Maker Faire Tokyo 2019」というイベントに出展しました。これまでにない面白い取り組みだったので、ご紹介させていただきます!

Maker Faire とは

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Maker Faire は、世界各地で開催されているDIYの展示発表会で、家族で楽しめる、発明と創造が一杯で機知に富む人々が集うお祭りです。
あらゆる年齢の技術愛好家、クラフト作家など、物をいじくりまわすのが好きなエンジニア、サイエンスクラブのメンバー、学生、そしてビジネスを行う出展者が、自分が作った物を見せるために、または学んだことをシェアするために Maker Faire に参加しています。
参考:https://makezine.jp/event/mft2019/for_thefirst/

Maker Faire Tokyo 2019 開催概要

期間:8月3日(土)~4日(日)
場所:東京国際展示場(東京ビッグサイト)

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出展:https://makezine.jp/event/mft2019/about/

モノとつながるkintone

ソフトウェアメーカーであるサイボウズが、なぜ「Maker Faire」へ出展したのか、まずはその経緯から簡単にご説明します。

急速に普及している「IoT(Internet of Things)」ですが、簡単にDBを作れ、APIを使ってモノや他サービスと連携もしやすい kintone は、IoT とも相性が良いサービスです。

実際に、NKアグリ様のようにセンサーと連携してお使いいただくケースも増えてきています。

*NKアグリ様の事例はこちら

また cybozu developer network でも、IoT との相性の良さに着目し、MESH や センサーとの連携を紹介したり、kintone 同人誌でも IoT 関連の同人誌が増えています。

そんなこんなで機も熟してきたな、ということで「モノとつながる kintone」をテーマに、もっと多くのエンジニアにアピールしてみよう!ということになりました。そこで、ソフトウェアに限らずエンジニアが集まる「Maker Faire Tokyo 2019」にチャレンジしてみることとなりました。

イベントでやったこと

Maker Faire は、何と言ってもモノづくりがポイントで、どちらかと言うとソフトウェアというよりは、ハード系の特色の強いイベントです。そこで、ソフトウェアメーカーの私たちが、単独で出展するのではなく、ハード系も得意としているバートナーの、JBアドバンスト・テクノロジー株式会社(以下JBAT)様にご協力いただき、共同出展という形でスポンサーブースを出しました。

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今回とても大事だったことは、このイベントがビジネス系イベントではなく、参加者や出展者(企業以外)は、プライベートな活動として参加している、ということです。つまりブースは楽しいものである必要があったのです。

さらに、kintoneを知らない参加者が多いという想定をしていたので、kintoneやサイボウズをご存知ない方にも興味を持ってもらえるような内容にしたいと思い、見た目も重視したデモを用意して挑みました。

デモは3種類

その1 ~アンケートに答えてプレゼントを貰おう~

まず、JBAT様にご協力いただいた今回一押しのデモがこちらです。

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kintoneのカスタマイズビューに表示されるアンケートに、物理ボタンで回答し、kintone アプリに登録された結果が、リアルタイムで物理棒グラフに反映される、というデモです。

アンケートにお答えいただい方には、抽選でプレゼントをする、という仕掛けもつけています。
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『物理ボタン』 ⇒ 『Web アプリ』 ⇒『 物理グラフ』という仕組みを楽しんでいただき、二日間で500名以上の方に、ご体験いただけました。特にグラフの仕組みと手作り感が、「Makerっぽい」と好評でした!

ちなみにアンケートでは、好きなプログラム言語を「JavaScritp」「Python」「C#」「その他」の4択からお答えいただきました。結果は、イベントの特性もあると思いますが、「Python」が一番人気という結果となりました。
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その2 ~SORACOM × kintone  錬kin術でアプリを錬金~

次は、人気アニメをイメージした遊び要素たっぷりなデモです。

SORACOM LTE-M Button Plus とスイッチを反応させると、kintoneアプリがデプロイ(錬金)されます。
サイボウズメンバーが、拘りに拘って手作りしたグローブが注目を浴びました。

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*写真は、Maker Faire会場で撮影されたモノではありません。

その3 ~MESH × kintone で 人の出入りを見える化しよう~

もう一つのデモは、MESH ブロックを3種類使った連携です。今回のデモの中で、最も実用性の高いデモです!

人感ブロックで感知したデータをkintoneアプリに溜め、人がいたかどうかをライトの色で判する、というデモです。
倉庫や工場など、ビジネスでも応用できる連携アイディアです。

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会場では、子どもたちが、興味を持ってくれました。

その他、kintoneのPR

デモの他に、IoT に関連した kintone 同人誌を販売したり、昨年のコミケでも人気だった『kintoneちゅーとりあるVol.1』、『kintoneちゅーとりあるVol.2』などを kintone を知っていただくために配布しました。

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まとめ

デスクワークで使われるイメージが強いkintoneですが、実は、モノとつなげることで可能性がぐっと広がります。
今回のイベントでは、kintoneを知らないエンジニアをメインターゲットにしつつ、kintone を知っているエンジニアには、kintone の可能性を見ていただけたのではないかと思います。
人が直接情報を入力したり、何かを動かすのではなく、kintone とモノをつなぐことで人を介さずやれることが増えるなど、モノとつながる kintone は多くの可能性を秘めています。
この記事を読んだエンジニアの方々に、何か自分のアイディアで試してみたいと思っていただけたら嬉しいです。
cybozu developer network では、IoT連携の記事もご用意しております。しつこいようですが、kintone の可能性がぐっと広がります。ご興味のある方は、ぜひお試しください!!



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・HTTP Client Tool for kintoneを利用することができます。