サイボウズ社内でkintoneはどう使われているの?【中国編】

こんにちは、あーみんです。
いつの間にやらシリーズ化した「サイボウズ社内のkintone活用法」ですが、
今回は海を越えてサイボウズ中国でのkintone活用法をご紹介します!

サイボウズ中国では、kintone で
・顧客情報
・売上管理
・契約管理
まで行っており、kintone がさながら社内の基幹システムのようになっています。

その中でも特徴的な顧客情報~日報の管理方法を今回はご紹介してみたいと思います。

顧客マスタ

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サイボウズ中国は7年以上の活動の歴史があり、9,000件を超える顧客基盤があります。
在中国日系企業の場合、キーマンとなる駐在員は3年~5年で異動になるケースが
多いそうで、定期的な情報修正が欠かせないということです。
日々メンテナンスが必要なデータベースだからこそ、使いやすさが重要になってくるので
kintoneの利便性は非常にマッチしていると言えます!

またこの顧客マスタを確認すれば、その顧客に関する活動が一目で確認できるので、
長期的なフォローにより信頼関係を築いているということでした。

案件管理

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顧客マスタに登録されたお客様が見込みになった場合、顧客マスタと紐づけて
この案件管理に情報を登録します。この案件管理をみることで現在の契約数や、
現時点での見込みが一目で把握できるので数字に基づいた活動ができます。
営業責任者との個別営業進捗面談を行う際に確認するのは「次回ToDo」。
お客様と約束したToDoが実行できているかを確認します。
期限が切れた場合には赤で表示されるため一目瞭然なのです。

日報

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商談報告以外に社内作業等もあるため、営業メンバーは日報を提出します。
提出方法はとっても簡単で、 登録ボタン押すと自動的に当日の自分の商談報告がリンクされる
仕組みになっており、営業活動以外の内容を記載するだけなのでメンバーの負担も少ないのです。
営業責任者はこの日報をみて、各自の日時の活動をマネジメントしています。

MotionBoardで生の営業データを分析し、戦略・製品開発に役立てる

このほかにも商談報告や営業カルテなど、様々なアプリを活用していますが、
中でも特徴的な取り組みは「
MotionBoard」を使ったデータ集計です。

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MotionBoard」はWingArc社から提供している現場改善BIツールで、
kintoneと連携することができます。
サイボウズ中国では、kintoneに登録したデータが自動的に「MotionBoard」に
取り込まれる仕組みになっており、 既存顧客の継続契約率や、月末の売上進捗状況などが
正確に、分かりやすく可視化できるようになっています。

kintone でももちろん集計はできますが、予実管理など更に細かく、詳しく分析するためには
この「MotionBoard」を組み合わせることで真価を発揮します。
営業の生データを分析して戦略・製品開発に役立てることができるので、
今後さらに拡大が予想される中国市場の営業現場には無くてはならないツールになり得ます。
※MotionBoardとの連携は中国版のみです


このように、サイボウズ中国社内でもkintoneはフル活用されているのです。
更に詳しい活用方法は、サイボウズ中国のWebサイトでご紹介しています。
ぜひこちらも、あわせてご覧ください☆

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