REST APIでできるWebhookって何?をまた子どもでもわかる絵で表現してみた
はじめに
こんにちは。もうすぐ娘の小学校のはじめての運動会があるダン吉です。今回も前回ブログに続いて、kintoneの6月の更新で強化されるWebhook新機能をわかりやすく伝えるためにイラストを描きます。画力はちっとも向上していません。
前回のおさらい
前回では、Webhookとは何?を以下のようなイラストで紹介しました。そしてcybozu developer network上のノンコーディングで真似できるオススメ記事を紹介させていただきました。
《補足》
1.送り手のサービスでデータの追加などの「きっかけ」が起こる
2.「きっかけ」により、指定した「宛先※」へのHTTP通信が発生 ※ここでいう「宛先」とはURLのことです
3. 指定した「宛先」へデータを送ることができる
できることの一例として、kintoneのアプリでデータを登録すると、Gmailなどの別サービスに送ることができます。(具体的な手順は前述のオススメ記事参照)
もっとわかりやすくするために、イメージをパラパラマンガにしてみました。
ボールがなぜ後方に飛んでいくか、クマ君がどういうバランスで立っているのかという点については、画力のせいということで無視してください。
何が強化されるのか
6月の更新で、以下のことが強化されます。
ビフォー:
画面上の「きっかけ」で発動。また「きっかけ」はアプリのレコード追加、編集、ステータスの更新のタイミングのみ。
アフター:
2017年6月の製品アップデートでは、上記に加え、REST APIによる「きっかけ」でも発動。
...はい。ということですが、APIになじみがない人には、ちょっとイメージがつきにくいかもしれないですね。
平たく言うと、「手動で発動していたものが、プログラムからでも発動できる」ということです。
kintoneは従来よりレコード追加、編集、ステータス更新のできるREST APIを提供しており、画面上で操作するのと同じことがプログラムを使ってできます。その方法からでもWebhookは動かせるようになりますよーということですね。(ちなみに、レコードコメント投稿を「きっかけ」とすることについても、このタイミングで画面・API両方で追加対応しています。)
新キャラクター登場!
もっとわかりやすくするために、新イメージキャラクターに登場してもらいましょう。
「サイボウグマ」君です。※実在する会社とは無関係です。
サイボウグマは、これまでいた「アナログマ」(たった今名前を考えました)君が自分の仕事をラクにするために作り出したサイボーグで、実体はプログラムです。どっかで聞いたことあるような世界観ですねぇ。
これまで手動でWebhookを発動していたアナログマとは違い、サイボウグマの実体はプログラムですので、「REST砲(REST API)」でWebhookを発動することができます。
▼ サイボウグマ 右手はREST砲、左手はまだ紹介していない謎のいろいろな機能が...!!
ではキャラ紹介も終わったところで、このサイボウグマ君を使って本題に移りましょう!
kintone最新版のWebhook強化のイメージ
以下は、プログラムから発動できるWebhookのイメージです。
《補足》
・これまでアナログマが手動で「きっかけ」を作りましたが、今はプログラムのサイボウグマがREST APIを使ってきっかけを作れるようになります。仕事がラクになったアナログマは住みかでいびきでもかいていることでしょう。
パラパラアニメもアップデートしました。
REST APIで放たれた黒ボールが重力に逆らっていますが、画力の関係ですので無視してください。
今回もいち早く、新機能の詳しい使い方について、cybozu developer network内の以下Tipsで先行紹介しています。難易度のやさしいWebhookコーナーにありますので、エンジニアでない方もご興味あればぜひ気軽にのぞいてみてください。
● kintone Webhook(REST API)& Microsoft Flowを使ってSlackに投稿する
●【REST API × Webhook】お客様が来場した時、Slackに通知を送ってみよう!
以下に紹介するアナログマのイメージのWebhookの使い方は完全なノンコーディングでできますので、Webhook入門者におすすめです。
● コーディングなしで超簡単!kintoneのWebhookでGmailに通知する
今後もWebhookに関するTipsをどんどん発信していきたいと思いますので、続きが気になる方は、メンバー登録の上、サイト更新情報またはWebhookコーナーのフォローをお願いします。新しいTips公開の情報をリアルタイムでメールでお届けします♪
終わりに
REST APIとWebhookの連携イメージについて、少しでも興味を持っていただければ幸いです!
技術者向けサイト
・コミュニティに投稿やコメントしたり、Tips に質問できます。
・API のアップデート情報の通知を受け取ることができます。
・5ユーザー、1年間無償の開発者ライセンスを申し込むことができます。
・Tipsやサンプルの動きを確認できるデモサイトを利用することができます。
・HTTP Client Tool for kintoneを利用することができます。