kintone Café 生みの親、札幌のkintone エバンジェリストに迫る!
皆さんこんにちは!ミケです。昨日はパーカー、今日はタンクトップと最近寒暖の差が激しくて困っちゃいますね。
今日は「kintoneエバンジェリスト紹介シリーズ」第6弾として、kintone Caféの生みの親、ラジカルブリッジの斎藤 栄さんをご紹介します。kintone Café 釧路 Vol.2に参加されていたので、突撃インタビューをしてきました^^ 当日のCaféの内容は、割愛しますがTwitterで実況中継をしてくださっている方もいたので詳しくはこちらをご覧ください。
因みに過去のkintoneエバンジェリスト紹介記事はこちらにあるので、ぜひ併せてご覧ください♪
・全国各地で活躍するkintoneエバンジェリスト
・熱い漢。新潟のkintoneエバンジェリスト紹介
・NPOなら俺にまかせろ!兵庫のエバンジェリスト参上
・南の島で活躍するkintoneエバンジェリスト紹介
・イベント駆動型!愛媛のエバンジェリスト紹介
・我を貫くドストレートなkintoneエバンジェリスト紹介
札幌のkintoneエバンジェリスト
札幌のkintone エバンジェリストと言えば、ラジカルブリッジの斎藤 栄さん!カメラを向けると、いつも素敵な笑顔で斎藤さんだぞポーズを決めてくださいます(笑)kintone界隈では、80年代の音楽を楽しむ歌謡バーがお好きなことでも有名なお方です。(私もこの前初めて行きましたが、意外と世代を超えて楽しめます^^ 写真は自粛します)
コミュニティの男、斎藤さんに迫る!
前紹介はこの辺にして、ここからは早速斎藤さんへのインタビューに移ります!題して、「斎藤さんとkintone」。出会いは2013年、初代kintone エバンジェリストになられたのは2014年ということで、長くなりそうな予感ですが、最後までお付き合いいただけると幸いです^^(大分ぎゅっと凝縮させたつもりです)
「インタビューは初めてでドキドキですが、ざっくばらんに会話できればと思います!よろしくお願いします。(プラグイン化もされている斎藤さんとお話ができるなんて‼)」
「2013年の2月頃ですかね。とあるシステム導入の相談があって、お客様も何百万という予算はないので、一からスクラッチで作らなくてもいいクラウドサービスはないかと探していていました。そんな中出会ったのがkintoneです。当時kintoneもリリースしたばかりで情報も少なかったけど、自分なりに色々作れるんだろうな~ということで使ってみることにしました。
今ではkintone エバンジェリストもいて、kintone Caféという勉強会もあって、カスタマイズ情報も充実しているけど、当時はJavaScript APIも提供されていなかったんですよ!REST APIは2012年の6月に一般利用できるようになったいたようだけど、この時点では事前申込が必要だったり。もちろんdeveloper networkもなかったですしね。
kintoneに乗っかって大丈夫かな?という心配はありましたが、kintoneを活用したカスタマイズ代行サービスのビジネスをするところが出てくるのでは?という予感はありました。成立するのかも分からない、でも俺がやろうと思っていました。」
「APIも当時はすべてクローズドだったんですね~。知らなかったです!」
「7月にJavaScript APIが提供開始になったタイミングでdeveloper networkの前身となるサイトも公開され、API情報もオープンになりました。色々サイトを見ながら試していたのですが、実は結局2013年はkintoneカスタマイズの仕事を受注することはなかったんです。札幌では特にですが、kintoneを知らない人がほとんどでしたし、なかなか大変でした。
こんな感じでちょっともやもやしてた頃に、cybozu.com カンファレンス 2013が東京で開催されるということで、札幌から乗り込むことにしました!で、その年のカンファレンスでは参加者専用のkintone環境があってですね。青野社長への質問スレッドも立ち上がっていたんです。そうは言われてもなかなか書き込みづらいですよね。ですが、そこに書き込んでみたんです。「kintoneはすばらしいサービスですが、もっと広げるには開発者ライセンスや、開発者同士で情報共有できる場があると良いと思います」ってね。
じゃあ一度お話ししましょう!ということになってイベント当日、当時プロダクトマネージャーだったうしろんなどkintone関係者の方々とお話ししました。札幌から熱いのが来た!とすごく喜んでくださったみたいです(笑)その翌年に開発者ライセンスやコミュニティも実現することになります。」
▼翌年のcybozu.com カンファレンス 2014ではなんと登壇もされています。(スピード感‼)
「(斎藤さんの思いが熱い!)開発者ライセンスなども後押ししてくださっていたんですね。その後、kintone Caféが誕生するのでしょうか?」
「カンファレンスが終わってから、"オープンに時空を超えたデベロッパーの仕組みを考えていく"というコメントの書かれたゲストスペース(サイボウズメンバーと私)が立ち上がってちょこちょこ議論していました。実は、カンファレンスの次の月に第1回をまずやってみます!と宣言して12月7日に札幌で開催しているんです(笑)」
「すごいスピード感ですね。どんな人が来るのかイメージもつかないし、不安ですよね?どんなことをされたんですか?」
「まずはこんなサービスもあるんだよということを皆に知ってほしい&仲間を増やしたいという思いで開催を決めました。初っ端からですが顧客リストや案件管理アプリ作成のハンズオンをやりました。ルックアップや関連レコードなどの説明もしながら。正直最初はこんなにずっと続くと思ってもみなかったですね。下の写真の感じで7人くらいで座りながらやってました。そこから半年くらい空くのですが、2014年4月にkintone エバンジェリスト制度が始まって、他の地方でもkintone Caféやりたいねってことでエバ中心で広がっていきました。札幌では5月に第2回開催をしていますね。その頃からサイボウズメンバーも来てくれるようになりましたね。」
▼記念すべきkintone Café 第1回の様子(斎藤さんも参加者席にいらっしゃるように見えますが、真ん中でハンズオンされてます^^)
▼kintone エバンジェリストとサイボウズメンバー
補足:北海道のkintone Café 事情はと言えば、斎藤さんが始められた札幌開催はもう9回目、釧路でも今回で2回目の開催です。
※ラジカルブリッジさんのページでこれまでのkintone Café開催情報がまとめられています。
「そういうところからスタートしたのですね。さてさて、8月末の広島開催で100回開催となりましたね。おめでとうございます!何か感慨深いものなどはありますか?」
「実は特にないですね(笑)100回は通過点ですからね、イチローか!」(これぞノリツッコミ)
▼飲み会の席からお祝いの言葉を話すkintone Café 創始者。絶対会場との温度差がありそう(^^;
「3年弱で100回を迎えましたが、200回・300回と量ではなく、質を意識してこれからも頑張っていきたいと思っています。」
「これからもよろしくお願いします!ここでkintone Caféの話もひと段落ということで、kintone Café JAPANと最近リリースされたカレンダーPlus Proのお話しをお願いします!」
「一つ目はkintone Café JAPANですね!私も運営メンバーの一人なので、少し宣伝を。今回、年に一度のkintoneコミュニティのお祭りを開催することになりました。Cybozu Daysの翌日、11月11日にサイボウズ日本橋オフィスで開催します。決まったセッションから申込を受け付けていますが、まずは日程を押さえておいてください^^ 楽しいコンテンツを考え中です。」
さて、斎藤さんと言えばカレンダー、kintone カレンダーと言えば斎藤さんというくらいメジャーですが、最近kintoneに素敵なカレンダー機能をプラスするプラグイン、カレンダーPlusのアップグレード版がリリースされましたね?」
「そうなんです!先月、担当者や会議室や車両ごとにスケジュールを管理する機能の搭載されたカレンダーPlus Proをリリースしました!さくさく動くカレンダー、より使い勝手のいいスケジューラとして活用いただければ嬉しいです^^」
「あと、最近複業を始めまして・・・!先日リリースされたばかりの個人教室向け顧客管理アプリ「テトコ on kintone」を提供するリトルヘルプにジョインしまして、CTO 兼 宴会部長として活動しています。」
「仕事も趣味も、すべて共感ベースなんですよね。自分が共感できる・楽しいと思ったらやる、そうでなければやらない。ただそれだけなんですが、そのスタンスで多くの人と知り合えたことは自分にとってとても貴重な財産だと思っています。」
「kintoneだけでなく様々なコミュニティで大活躍の斎藤さん、今後はどんな活動を続けていかれるのでしょうか?」
「歌謡活動だけでなく(笑)、今後もkintoneのSIやプラグイン事業、サービス運営など積極的にIT界隈を盛り上げていきたいと思います!kintoneへの期待としては、機能的なところを言い出すともちろん切りがないですが、今後も引き続きプラットフォームとして成長していってほしいです★」
「昨日は中森明菜の歌謡バーに行きましたけど、実は好きなのは島田奈美なんです。」
「そう考えると歌謡の会も4年間で49回開催してるんですよね~」
「(え!?そんなに・・・)今後もkintone活動のみならず、歌謡活動も続けていかれるということで^^」
「コミュニティみたいなもんですよね。人と繋がるという意味では同じ。」
「確かに。(納得してしまった笑)ぜひ今後とも色んなコミュニティを引っ張っていってください‼ それでは長時間ありがとうございました!」
補足:後からQiitaにも斎藤さんとkintoneの熱い歴史が書かれているのを発見したので、ぜひこちらも見てみてください➡全俺が泣いた!kintone"発見"からの3年弱を振り返る
おわりに
今回は札幌のkintoneエバンジェリスト斎藤さんについてご紹介しました。kintone エバンジェリストは総勢21名!まだまだいらっしゃいます。これからも、各地で活躍するkintoneエバンジェリストにクローズアップしていきたいと思います。お次も誰かお楽しみに♪
最後に、そんなkintoneエバンジェリストが広めるkintoneが気になる方々へ
手始めにcybozu developer networkでkintoneカスタマイズを学んでみてはいかがでしょうか?参考になるTipsやサンプルが豊富ですよ~
技術者向けサイト
- コミュニティに投稿やコメントしたり、Tips に質問できます。
- API のアップデート情報の通知を受け取ることができます。
- 5ユーザー、1年間無償の開発者ライセンスを申し込むことができます。
- [★NEW★] Tipsやサンプルの動きを確認できるデモサイトを利用することができます。
- [★NEW★] HTTP Client Tool for kintoneを利用することができます。