企業間のやりとりにkintoneを活用。従業員1名ベンチャー企業のkintone利用術【突撃☆隣の隣の席のカズさん】

こんにちは。ドラマが続々と最終回をむかえ、見るものがなく手持ち無沙汰な山田です。
今回の「突撃☆となりのkintone」は、私の隣の隣の席の"カズさん"に突撃インタビューしました。

隣の隣の席のカズさんは、複業採用

−カズさんって、日本全国でkintoneセミナーを行なったり、市場を kintone で戦略するプロジェクトを考えたり、日々 kintone を世の中に広める活動ですごく忙しそうですけど、サイボウズの他にも"複業"してますよね!

「はい!僕は『メディクル株式会社』というベンチャー企業を経営しています。そこで医療、介護、保育業界で働く人のためのシフト管理アプリを作っています。看護師向け、介護士向け、薬剤師向けなど複数のアプリを用意していて、現在は50万ダウンロードを突破しました」

スクリーンショット 2017-06-20 15.45.17.png

−おお!すごいですね!カズ社長!従業員は何人いるんですか?

「従業員は僕一人だけなんですよ。エンジニアやデザイナーはすべてクラウドソーシングしてるんです」

−え!ぼっち!!意思疎通とか、タスク管理とか、大変そうですね。(ただでさえ複業してるのに...)

「大丈夫です!kintone使ってるんで。僕と、社外の協力会社で5ユーザー契約(※1)して、バンバン(※2)kintone活用してます!」(※1)kintoneは5ユーザーからしか契約できない(※2)カズさんは「バンバン」が口癖

34639538351_cfaca36a24_k.jpg

従業員1名のベンチャー企業でも、kintone5ユーザー使えます

−従業員はカズさんだけなのに、kintone5ユーザーはどう使ってるんですか?

「アクセス権をかけたスペース内に『成果物管理アプリ』や『依頼タスク管理アプリ』を作って、その中でクラウドソーシングをしている各取引先とやりとりをしています」

スクリーンショット 2017-06-20 16.43.33.png

−社外の方にもユーザーアカウント付与されているんですね!

「はい、そうです!税務士さん、ライターさん、デザイナーさん、エンジニアさんと、それぞれスペースを作っています。」

↓↓↓カズさんが「メディクル株式会社」で使用しているkintoneのポータル。スペースにアクセス権をかけて社外の方とのやりとりを行なっている。
001.png

↓↓↓エンジニアとのやりとりスペース。スペース内に『成果物管理アプリ』や『依頼タスク管理アプリ』を用意している。
002.png

↓↓↓アプリの中で納品物の管理を行う。
5.成果物管理 一覧画面.png

↓↓↓アプリの各レコード内のコメント欄も活用している。
003.png

ベンチャー経営に必要な管理工数が1/3に激減

−kintoneってよく「うちは従業員が3名なので、5ユーザーもいらない。5ユーザー分のライセンス料は少し高い。」などご意見もらうことあるんですけど、カズさんはどう思われますか?

「僕は高いと思いません。kintone導入以前は『ChatWork』を使ってたんですけど、チャットなのでどうしても情報が流れてしまって、、。そうすると、最新の納品物が分からなくなることも度々ありました。kintoneでやりとりするようになってからは、情報収集、タスク管理、諸連絡などの管理工数が1/3まで減ったので、むしろコストカットできてるんですよ。」

−おお〜1/3に削減はとてもすごいですね!!!かなりの時間に余裕ができますね。あ、だからサイボウズに複業転職されたんですね!

「いや、僕はぼっちが寂しかったので、会社に入りたかったんです。」

ーあ(^▽^;)

「という面もありつつ、本質的な理由としては、今までお話したように、自分は kintone を使って恩恵を受けました。この経験から、スタートアップ企業が kintone を導入したら今まで以上に事業を成長できるんじゃないかと思い始めたんです。その流れで、『kintoneをスタートアップに広める仕事に携わりたい』と思ってサイボウズに転職することを決めたんです。」

なんだかいい話を聞けました。ということで、従業員が1名でもkintoneは使えます!ぜひ社外の協力会社とのやりとりにもkintone活用してみてくださいね〜!次回のとなキンもお楽しみに♪