【突撃☆となりのkintone】kintoneのヒューマニズムに共感♪ 株式会社ミツノ様

DSC00261.JPG
株式会社ミツノの田渕さん(右)とラジカルブリッジの斎藤さん(左)

その昔バンドでギターをかき鳴らしていたマティーニです。

今回は札幌市で楽器販売をはじめ、楽器のレンタルや音楽教室を運営されている株式会社ミツノの代表取締役である田渕さんと、kintoneの導入支援を担当されたkintoneエバンジェリストでもあるラジカルブリッジの斎藤さんにお話を伺ってきました。実は斎藤さんもギタリスト。音楽好きの3人で盛り上がり、楽しい取材となりました。

コミュニケーションこそがkintoneの理念

−楽器販売だけでなく、音楽教室まで幅広くされてるんですね。

「そうなんです。少数のスタッフでやっているので、仕事によって頭を切り替えてやってます(笑)」

DSC00255.JPG DSC00257.JPG

お忙しい中でkintoneにはどのようにして出会われたんですか?

「元々はFileMakerを使ってたんですが、どうも何かが足りないなと感じていた時に、kintoneに出会ったんですよね。FileMakerは単なるデータベースなのに対して、kintoneはデータベースに「コミュニケーション」があったんですよね。このコミュニケーションこそがkintoneの「理念」だと思うんです。」

kintone導入前は販売している楽器の商品リストをFileMakerを使って運用されていたそうです。

「FileMakerの時は、何のために入力しているのかがスタッフに伝わらなかったんですよね。だからなかなか入力する習慣が浸透しなかったんですが、kintoneにしてからは社内ポータルのトップに会社の理念、ビジョンを掲載するようにしました。そうすることによって迷った時はそのビジョンを見返して、目的を確認することができるんですよね。」

kintoneをそんな風に捉えていただいてとても嬉しいです。

 導入支援をされた斎藤さんに伺います。FileMakerからの移行は大変でしたか?

「商品リストの移行は相当大変でしたね(笑)」

現在楽器の在庫は数千点ほどあるとのこと。過去のリストまで含めると数万点も。その在庫リストに楽器の画像も添付できるようにし、さらに値札の出力や、Yahoo!ショッピングへの出品もAPI連携を使ってボタン一つでできるようにしていると言います。

「田渕さんのコメント欄の使い方が独特で面白いんですよ。商品リストのコメント欄にHTMLごとごそっとコピーして張り付けているんです。この使い方を見た時はびっくりしました。かなり強引なコピペの仕方なんですけどね(笑)」

shohinkanri_modified.jpg

DSC00251 copy.jpg

音楽教室のスケジュールもkintoneで管理されていました。

「全部で6つの音楽教室を運営されているので、うちから提供しているカレンダーPlusというプラグインを使って、スケジュールを教室ごとに色分けして一目でわかるようにしているんです。実はこのカレンダーPlusは田渕さんに先行で使ってもらったものでもあるんです。」

そうだったんですね!すでに多くのkintoneユーザーさんにお使いいただいているカレンダーPlusの生い立ちをお聞きしてグッと来ました。

「変化に対応できる」ところが自分に合ってました。

kintoneのアプリ以外の使い方についても伺いました。

スペースもすごく使ってます。音楽教室の講師の方とのやりとりはスペースにメモをするようにしています。そうすることで講師の方とのやりとりを時系列に追えるので、とてもいいんです。」

またFileMakerからの移行プロジェクト用のスペースも作り、斎藤さんとのやりとりもそこで行っているそうです。アプリ改修の依頼もkintone上でやりとりしているとのこと。

「私はやりながら変えていきたいタイプなので、そこがkintoneと合ってるんでしょうね。変化に対応できるプラットフォームというkintoneのタイプに合っていました。」

楽器もシステムも納品した後が大事だったりするじゃないですか。楽器も売った後に、ギターの微調整が必要だったり。kintoneも納品した後にどんどん変えていくじゃないですか。そこが人間と一緒ですよね。人間だって変わっていくわけで、その都度その都度変えていく人間の活動のような感じがしたんですよね。「ヒューマニズム」ですよね。」

ヒューマニズム!熱いお言葉ですね、グッと来ました。

田渕さんの熱いお言葉にひとしきり盛り上がりました。

−kintoneを導入されたことによる効果など実感されていることはありますか?

社員同士の言った言わないなどのトラブルがなくなりましたね。もともとは紙ベースでやっていたのすが、それだとその紙を見ていない人は、見てません、知りません、となっていたのですが、kintoneを入れてからはそこがスムーズに回るようになったんですよね。」

コミュニケーションが円滑化したことで、生産性があがったと言えますね。いかに生産性を上げるかが常にベースにあるんですよ。これからの日本もそうですけど、いかに少人数でいかにサービスを提供できるかが重要になってくると思うのです。10年後にはそういう話が当たり前になってくると思うので、そのために今から何ができるかを考えています。」

−ありがとうございました!これからもkintoneを使ってお客様に素敵な音楽体験を提供し続けてください。

近頃サックスを始められたというバイタリティに溢れる田渕さん。目標設定アプリをkintoneで作ったら面白そう、といった話も飛び出しとても楽しい取材になりました。これからのさらなるご活躍が楽しみです。

>>株式会社ミツノ様のサイトはこちら
>>ラジカルブリッジ様のサイトはこちら