【となキン】美形男(ビケメン)管理から入金確認アプリまでkintoneで管理♪株式会社ダイワ様
こんにちは、とんこつラーメンに紅しょうがをわんさか入れるのが大好き!あーみんです。
となりのkintoneユーザーさんに突撃する企画、突撃☆となりのkintone。
今回は九州地方を中心に太陽光発電システム工事販売・ビケ足場事業を展開する株式会社ダイワ様にお邪魔してきました!インタビューに応じてくださったのは、株式会社ダイワ 総務部 人材開発課の高田さんです。
高田さんは、社内のIT系システム管理から採用、マーケティングまでめちゃくちゃ幅広い業務をこなされているスーパーマン。いったいどのようにkintoneを活用しているのでしょうか。
「美形男(ビケメン)」もkintoneで管理しています
―御社のWebサイトを見て、一番最初に目についたのが「美形男(ビケメン)」でした。あれはどういうきっかけで始めたコンテンツなんですか?
「弊社は太陽光発電システムのほか、"ビケ足場"と呼ばれる工事現場の足場を提供する事業を展開しています。「建物をつくる人たちを守る」をモットーに、お客様に満足される足場の提供を目指しています。とはいえ、具体的にどんなものを作っているのか、どんな仕事内容なのか、分かりづらい部分もあります。そこで、どんな仕事なのか、どんな人が働いているのか、ビジュアルでわかりやすく説明できるコンテンツを考案しました。そして生まれたのが、美形男(ビケメン)です。彼はマッチョ系ビケメン、通称「ビケマッチョ」です」
―ビケマッチョ...!インパクトがすごいですし、ついつい「ビケメンリスト」を眺めてしまいました。効果のほどはいかがですか?
「元々は採用の目的で作ったんですけれど、実際に働いている"ビケメン"たちがプロのカメラマンに写真を撮ってもらって、それをビケメンの家族や子どもが見たりするんです。そうすると『働いてるお父さん、かっこいいね』ってなったりするんですよ」
―それは素敵ですね~
「あ、ちなみに"ビケメン名簿管理"ももちろんkintoneでやっています(笑)。基本情報だけでなく、持っている資格証の写しなども一緒に管理できて便利です」
―さすがです!!
最初はリース車両管理をkintoneに移行。その後ばんばんアプリが増えました
―kintoneで最初に作ったアプリは何でしたか?
「最初は、リース車両管理から始まりました。元々はGoogleスプレッドシートで管理していました。車両番号や5年に1回のリース満了時期、車検、オイル交換時期など、個別に管理しなければいけない情報が多かったんです。スプレッドシートで管理できないこともなかったのですが、一画面で見られる情報に限界がありましたし、点検の時期を自分で逐一確認しなければならなかったのが手間でした」
―そこで、何か良いツールがないか探していたんですね
「はい。アクセスやファイルメーカーなども検討したのですが、ITリテラシーに自信がなく、どれも使いこなせそうにありませんでした。でもkintoneだけは『これならできるかも』と思いました。実際にCSVファイルを読み込むだけで簡単にアプリができますし、更新もすごく簡単でした」
―具体的にkintoneはどんなところがいいなと感じましたか?
「やはり"レコード"という見え方が大きいですね。Googleスプレッドシートだと表形式なので情報がずらっと並んでいて、一画面で見られる情報が限られています。kintoneは、必要な情報を必要な時に、必要な分だけ確認できるのがいいなと思います。それに、点検の時期が近づいて来たら通知を飛ばすようにしたり、色々と便利にカスタマイズして使えるところも魅力的でした」
―他にはどんなアプリを作って運用していますか?
「かなり色々作りましたよ。採用活動では『学校マスタ』をkintoneで作って、訪問履歴やビケメンOBを学校別に見られるようにしました。"採用版SFA"という感じです。ほかにも、制服支給アプリなんていうのも作っています。必要な枚数やサイズをkintoneに登録すると、制服が届くというしくみです。色や半袖・長袖なんかも選べるようになっています」
現在は入金確認アプリに着手 大幅な業務改善を目指します
「今まさに進めているのは、kintoneでの入金確認アプリです。元々のフローは本社のメンバーがネットバンク用端末で入金確認をして、その一覧をプリントアウトします。出金など不要な情報を修正テープなどでマスキングして、スキャン。それをメールに添付して各営業所に一斉配信していました。そのメールを受け取った各営業所のメンバーは、まずその一覧をプリントアウト。そして自分たちの担当した入金部分を手書きで記入します。それをまたスキャンして、メールに添付して本社に返送します。本社のメンバーは、各営業所から送られてきたデータを1つずつ開いて、財務システムに手入力...という作業を1ヶ月のうちに何度も繰り返していました」
―聞いているだけで目が回りそうです...
「はい。でもこれをkintoneで運用すると、ネットバンクのシステムからCSVファイルをダウンロードして、不要な情報だけ削除し、整形したデータをkintoneに取り込みます。各営業所のメンバーはkintoneに登録されたデータを確認して、該当する入金に自分の営業所を入力する。これだけで済むようになります」
―紙に印刷して、手書きして、スキャンして、メールして...という一連の作業が全て無くなるということですね!
「その通りです。ただ、お金にかかわる部分なのでまだ慎重に移行を進めている段階です。現状は、ひとまずメールのやり取りの部分だけ全てkintoneに移行しています。メールだと、パソコン・サーバーの不具合で使えなくなる恐れや、添付忘れ・宛先忘れといったリスクもあります。これが無くなっただけでもずいぶんスマートになったと思います」
―完全移行したら、更なる業務改革が実現できそうですね
「ゆくゆくは、ネットバンクの情報をkintoneに自動で登録できるようにまでしたいと思っています」
1日の業務で掛かっていた時間が10分の1に
「kintoneは右腕のような存在」
―kintoneを色々と活用していただいていますが、実際の効果はどのように実感していますか?
「色々と便利になった部分は多いですが、特に入金管理の部分は本社のメンバーの作業負担が10分の1程度になったといっても過言ではないです」
―最後に、kintoneは高田さんにとってどんな存在ですか?
「kintoneは今や私の右腕のような存在です。ついついハマって、あんなこともできるかも、こんなこともできるかも、と試してみたくなる魅力がありますね」
―ありがとうございました!
ダイワ様のkintoneは、既に実稼働しているアプリが200にもおよぶそうです。「あれもkintoneで管理したら便利かも?」というひらめきを持っていただけることが、kintoneを最大限に活用できる大きなポイントだと思うので、まさに理想的な使い方をしてくださっているなあと感じました。
最後に高田さんから、なぜかバナナの形をしたペンケースをおみやげにいただきました。
出張のお供に連れて回ろうと思います!それではまた次回★
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