【MESHを使って】小一時間でkintone呼び出しボタンが出来ちゃった。
こんにちは!編集長のあーみんです。
もうすぐバレンタインデーということで、百貨店などでは特設コーナーができていたり、店内が可愛く彩られたりしていますね♪学生時代はバレンタインが近づくと、周りの男子たちがちょっとだけソワソワしているように見えたのが懐かしく感じます。
ちなみに今年わたしは、女友達数人で気になるチョコをいくつか買って持ち寄って品評会をする予定です♡もはや、バレンタインという名目でチョコを食べたいだけですが...。笑
さて、今回はわたしの左隣に座っている先輩が「MESH」を使ってkintone呼び出しボタンを作ったお話をしたいと思います!
kintone呼び出しボタンを作ったきっかけ
そもそも、今回なぜ「kintone 呼び出しボタンを作ったのか」というところからご説明します。
わたしたちkintoneチームでは、月に数回サイボウズ本社でkintoneのセミナーを開催しています。毎回たくさんのお客さまに足を運んでいただいているのですが、セミナーが終わった後は「もう少し詳しく話を聞きたい」というお客さまのために、簡単な個別相談の時間を設けているのです。
しかし、先日のセミナーではたくさんのお客さまからの相談希望をいただき、準備していた相談員の数では足りなくなってしまいました。。セミナーを開催しているのは27階のフロア、サイボウズの執務スペースは28階。追加の応援を呼びたくてもすぐには探し出せず、結果的に少しお客さまをお待たせしてしまうことになってしまったのです。
そんなことがあって、チームメンバーで「ボタンを押したら遠隔でもヘルプメンバーを呼び出せるような仕組みがあったらいいね」と冗談で話していたのがきっかけとなりました。
隣の席の先輩が呼び出しボタンを作り始めた!
その翌日、わたしの隣に座っているあきこ先輩が「kintone呼び出しボタン、MESHを使えばできるかな...?」と言いはじめました。あきこ先輩は元々MESHを「かわいいな~、欲しいな~」と思っていたそうですが、「これはいい機会だ!」とAmazonで即ポチ。決断早っ!ちなみにあきこ先輩の職種はプロモーションディレクター。主にCybozu Daysなどのイベントの企画や運営を担当しています。つまり、エンジニアでも何でもありません。
そんなあきこ先輩が、たった1時間程度で「kintone呼び出しボタン」を作ってしまったのです。では実際にどのようにしてシステムを作り上げたのでしょうか?
答えはカンタン。
developer networkに掲載されている「MESHを使ってドアの開閉をkintoneに通知しよう」の記事の内容をほとんど丸写しした、というのです!特にプログラミングの知識などなくても、見よう見まねで設定できるものなのですね~。
MESH側の設定画面も、分かりやすいUIですごく簡単に設定できたようです♪
ちなみに、仕組みとしては
この、MESHのボタンタグ(実物)を押すと、kintoneに通知が行くのですが、今回は
・ボタンを1回押したら「あと5分でセミナーが終わります」
・ボタンを2回押したら「説明員が足りないので応援をお願いします」
と、ボタンを押した回数に応じて通知が変わるように設定しました。
ボタンを押すと、こんな風にkintoneに通知が飛んできます。
(しぶさまボタン、というのは、kintoneセミナーの講師が「渋谷さん」なので、あだ名が「しぶさま」なのです。笑)
各メンバーへの通知は、kintone側での設定のみで済んだそうです。
kintoneの通知の設定はこちらに詳しく載っていますので、あわせて見てみてくださいね。
さいごに
今まではセミナーが終わる少し前に、相談員たちが28階から27階に降りてきて、セミナーが終わるまで部屋の前で待機していました。しかし日によって少し長引いてしまったり、逆に早く終わる場合もあったりして、待機のタイミングが難しいという問題がありました。また、個別に相談したいお客さまが多い場合も少ない場合もあるので、先日のように多くのお客さまが個別相談を希望された場合でも、なかなか追加の応援を呼ぶのが難しい状況でした。
このボタンは手のひらサイズなので、セミナーが終わる少し前に講師の方にボタンを押してもらえれば無駄な待機時間を減らせるし、説明員が不足している場合もすぐに応援を呼ぶことができます。小さな改善ではありますが、ほぼ毎週...多いときは週に2回ほどセミナーを開催しているので、こういった小さな改善が、実は関わるメンバー達にとってはとっても大きな満足に繋がったりするんですよね。
しかし今回は何よりも、冗談で言った一言から翌日には連携システムを作り上げてしまったあきこ先輩の行動力に驚かされました!
「MESH」は、今回ご紹介したボタンタグのほかにも、人の動きを検知する「人感タグ」を廊下に置いておいて、人が通ったらkintoneに通知をするようにしたり、いろいろな色に光らせることができる「LEDタグ」を使って、kintoneの新しい通知が来たら光でお知らせしてくれるようにしたり。色々な連携ができそうですね!
ぜひ皆さまのお仕事でも活用できるシーンを想像してみてください♪それでは!