【ちょい技!】お知らせアプリのレコード既読チェックを実装してみた

お久しぶりです!ミケです。

今日は『お知らせアプリのレコード既読チェックを実装』というネタでお届けします^^
kintone でメンバー向けのお知らせを管理するアプリを作って、通知を送るというケース、皆さんありませんか?
そして、通知をちゃんと確認してくれたのか分からなくて不安...なんてことも経験ある方多いのではないでしょうか?

この記事では、そんな方に朗報!kintoneのお知らせアプリでのレコード既読チェックカスタマイズをご紹介します!
せっかくなので、カジュアルバージョンとフォーマルバージョンの2パターンお届けしましょう(`・∀・´)
※ どちらの方法も、スタンダードコースのご契約が必要です。

カジュアルとフォーマルって?というと、ざっくりこんな違いです笑↓

バナー4.png

[カジュアルVer.] いいねプラグイン活用

まずは、いいねプラグインを活用して既読チェックをする方法です。サイボウズ社内でも活用しています^^
JavaScriptカスタマイズは少し抵抗があるという方も、プラグインなのでファイルを kintone環境に適用して、ちょっと設定するだけです。

完成イメージ

・レコード詳細画面に「いいね!」ボタンが登場
・それをポチッとすると、「いいね!」ボタンの色が変わってカウントアップ
・さらに画面更新すると、確認済みユーザー/確認済み数に登録
誰が確認してくれたのか、一目瞭然ですd(^_^o)

いいねプラグイン_詳細.png

わざわざ詳細画面に行かなくても、一覧画面で「いいね!」ボタンをポチッとすることができるようになっています。

いいねプラグイン_すべて一覧.png

設定手順

手順をさらーっと説明します。詳しくは記事を見てね!

1. いいねプラグインを自分の kintone環境に適用

2. お知らせアプリを作成して、「いいねプラグイン」を適用

プラグイン設定画面.png

3. 一覧の絞り込みより、「未読一覧」を作成
「ユーザー選択」フィールド(例: 確認済みユーザー)が「ログインユーザーを含まない」という条件設定をします。

絞り込み設定.png

設定はこれだけ〜。

あとは、一覧を開いて、確認したレコードの「いいね!」マークをポチッとしておくと...

いいねプラグイン_すべて一覧.png

未読一覧からお知らせのレコードが消えます。

いいねプラグイン_未読一覧.png

通知を受け取る側も、未読のものだけサクッと確認できるの便利ですね!

詳しい「いいねプラグイン」設定方法は、こちらの記事をご覧ください。

[フォーマルVer.] 確認ボタンカスタマイズ

2つ目は、「いいね!」だと会社で使うにはカジュアルすぎるなーという方向けに、確認ボタンを用意したバージョンです。
JavaScriptカスタマイズが必要ですが、cybozu developer network にサンプルコード付きの記事があるので、見ながら進めれば大丈夫です^^

日英のユーザーに対応しているのもポイントです♪

完成イメージ

・「公開する」ボタンをクリックして、お知らせを公開すると、「確認」ボタンが登場
・それをポチッとすると、確認済みユーザー/確認済み数が登録。
・同時に「確認」ボタンも消える

image.gif

設定手順

詳しい内容は、cybozu developer network の記事に書いているので、ここは作業のイメージだけ掴んでもらえればOKです。

1. アプリ作成をして、カスタマイズファイルを適用

カスタマイズ設定画面.png

2. 未読一覧を作成
「いいねプラグイン」と同じく設定しておけば、通知管理が楽チンになりますね。

カスタマイズポイント

・お知らせが公開されたら、確認ボタンを表示
・ユーザーが確認ボタンをクリックすると、
 そのユーザー名と確認済みユーザー数を別フィールドに記録
・日英ユーザーに対応

ユーザーの言語設定によって、自動で表記が切り替わる、おまけカスタマイズ付きです。
拠点間で共通のお知らせを出したい時など、活用できると思います!

日本語ユーザーでログインすると...

Noted_Button.png

英語ユーザーでログインすると...

Noted_Button_English.png

詳しいカスタマイズ方法は、こちらの記事をご覧ください。

まとめ

みんな大好き「既読チェック」、kintone にも応用してみてはいかがでしょうか?
こんなやり方もあるよ!という方は、ぜひ「#kintone」ハッシュタグ付きでぜひシェアしてください〜

最後まで読んでくださり、ありがとうございました(≧∇≦)また次回作もお楽しみに。


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