いつも使う週報アプリをシャレオツにしてみた話
みなさんこんにちは。
最近、エンジニアたるものマウスとキーボードにこだわろうと思いだした北Pです。
RealforceとKensingtonにしてみました。(おすすめあれば教えてくださいっ。)
今回は、普段自分たちの業務で使っている週報アプリを改造してオシャレにした話を紹介したいと思います。
ちょっと技術的な話しもでてきますので、予めdeveloper networkのサンプルなどでカスタマイズするとこんなのができる!
という予備知識を入れておくと読みやすいかと思いますっ。
週報アプリ?
うしろん率いる私たちの部署では、週に一回それぞれのプロジェクトやタスクの進捗、kintoneの最新トピックをシェアする週例のミーティングがあります。
このMTGの進め方として、kintone の「週報アプリ」でそれぞれの共有事項や、タスクなどを記入します。
※情報保護のため画面を一部加工してお送りしています。
キャプチャでは、テスト環境なのでユーザーがすべて同じになっていますが、実際のアプリではそれぞれが一週間に一回登録していきます。
司会のうしろん or 北Pの進行によってそれぞれの進捗を共有していきます。
議論したことなどはコメント欄に書いて残しておくなど、ミーティング後の振り返りも楽ちんです。
やりたかったこと
その前に、週報アプリがどんな感じかをキャプチャで紹介します。
さすがに実際の週報アプリをお見せするのは、なにかが流出しそうなので別環境でコピーアプリをつくってみました。
確かにこのまま使っても充分使えるのですが、使っていくうちにいくつかやりたいことが出てきました。
その1 : 週ごとの報告の区切りを分かりやすくしたい
週令MTGなので、「開催日」日付はその週のミーティング参加者分レコードが存在します。
なので区切りというかそういったもので、週のまとまりが分かるようにしたいなーと思っていました。
↓ココの区切りを分かり易くしたい。
その2 : タイトルやら開催日やらを自動で入れたい
北Pの部署では、毎週木曜日と決まっているので登録する時点で「開催日」を登録する日の次の木曜日で自動で入れてほしいなと。
また、「タイトル」は分かり易く 日付 + ログインユーザーの文字結合を自動でやりたいなーと。
その3 : 先週からの進捗があったタスクのみハイライトしたい
ミーティングの時間は限られていますので、進捗のあったタスクのみをパッと共有して時間の効率化がしたいなーと思いました。
タイムイズマネー。
...でこれらの要望を、develoepr networkを運営している我が部署では自作できるので、JavaScriptで作ってみました。
やってみた
それぞれやりたかったことをどんな風に実現したのかを、順を追って紹介したいと思います。
その1 : 週ごとの報告の区切りを分かりやすくしたい
→これは、「開催日」ごとに色をつけて分かり易くしよう!ということで、以下を参考に「開催日」ごとに色をつけてみました。
参考:ログインユーザーが担当しているレコードに背景色をつける
その2 : タイトルやら開催日やらを自動で入力したい
→初期値をJavaScriptで変更するいつもの処理です。開催日が少し手間で、現在の曜日を計算して次の~曜日までの日数を現在の日付から加算するという処理を加えました。
その3 : 先週からの進捗があったタスクのみハイライトしたい
→週報の記載ルールとして、先週からの更新分のみ行頭に「★」マークをつけていたので、この「★」マークがある行を黄色くしてみました。
公開しました!
週令のミーティングがある組織であればどんな組織でも使えると思いこれをプラグイン化して公開しました!
プラグイン化したメリットとしては...
・定例ミーティングの曜日設定を自由に選べる
・どのビューでも使える
・★マーク意外の文字でもハイライトできる
など、より汎用化することができました。
公開先は「developer network のMTG効率化プラグイン」です。
自分でもプラグインを作ってみたい!という方はこちらのドキュメントを見てみてください。
また、もしもこのプラグインを改造したから見てくれ!という方は...是非pull requestをっ!
技術者向けサイト
- ・コミュニティに投稿やコメントしたり、Tips に質問できます。
- ・API のアップデート情報の通知を受け取ることができます。
- ・5ユーザー、1年間無償の開発者ライセンスを申し込むことができます。
- ・Tipsやサンプルの動きを確認できるデモサイトを利用することができます。
- ・ HTTP Client Tool for kintoneを利用することができます。