サンプルやTips活用でお手軽kintoneカスタマイズ!~医療業界編~
こんにちは!一足先に熊本出張で桜を堪能してきたミケです。東京も今週末は桜が見頃♪と思いきや雨みたいです(´;ω;`)
最近業種や業務に特化したアプリ見本がほしいという声も多いということで、今回は医療業界で活用できそうなアプリをcybozu.com developer networkのTipsやサンプルなどを駆使してカスタマイズしたいと思います!シリーズ化予定。これからkintoneカスタマイズを始めようと思っている方に読んでいただけると嬉しいです((´∀`*))シリーズが進む毎にカスタマイズもレベルアップしていく予定です。あとはサンプルやTipsを使うと、自分で一からコードを書かなくてもカスタマイズできるということをぜひ知ってもらいたいと思います!
カスタマイズするアプリ
今回は医療業界特番ということで、kintoneのアプリストアに掲載されている「問診票」アプリをカスタマイズしていきたいと思います。
問診票アプリ
➡健康診断などの問診票の情報を登録するアプリ
お手軽kintoneカスタマイズ!
まずはこちらの問診票アプリを使い勝手よくアレンジしていきましょう!
ステップ1:訪問医療でも使えるように、住所から地図を表示するの巻
「住所から地図を表示する」のサンプルコードを使います。
①アプリストアから追加したアプリに地図表示用のスペースフィールドを設置して、フィールドコードをMapに設定
②住所フィールドのフィールドコードはAddressに設定
③サンプルコードをテキストエディタに貼りつけてアップロード
ステップ2:回答の条件によってフィールドの開け閉めをするの巻
「回答の条件によって別フィールドの表示/非表示を切り替える」のサンプルコードを使います。
①アプリストアから追加したものであれば、フィールドコードも合せてあるので、サンプルコードをテキストエディタに貼りつけてアップロードするだけ!
ステップ3:電話番号や郵便番号など入力ミスをなくすの巻
「入力値チェックプラグイン」をダウンロードしてレコード保存時に入力値チェックを行います。
①郵便番号・電話番号・FAX番号・メールアドレスの入力値チェックを行うプラグインなので、この問診票アプリを使う場合はフィールドを追加する必要があります。
②こちらに従ってまずkintoneに入力値チェックプラグインのファイルを追加します。
③こちらに従ってアプリにもプラグインを追加します。
④アプリ内のプラグインの設定画面で必須事項を記載すると、設定完了です。
上記のようにサンプルコードやプラグインを使うと案外簡単にカスタマイズできるんです!ぜひ皆さんも試してみてください。最後はチャレンジ問題です。時間のある方はこちらもぜひ目を通してみてください。
チャレンジ問題!
アプリストアには医療業界でご活用いただけそうなアプリをもうひとつ発見しました。こちらです。
訪問介護記録アプリ
➡訪問介護におけるサービス実施の記録を残すアプリ
➡介護にかかった時間の入力の他、利用者ごとの履歴を確認することもできる
ご覧いただいた通り、フィールド数が多いですね!グループフィールドでまとめて、条件ごとにそのフィールドの表示/非表示を切り替えたり、ヘルパー担当になっているものだけ見れるようになっていたら使い勝手もよくなりそうです。
チャレンジ問題ということで、今回は以下のサンプルやTipsを参考にしながらぜひカスタマイズに挑戦してみてください(^^♪お題はこちら!
③レコード詳細画面でワンクリックで担当者に自分を追加するワザ
進めている中で分からないところが出てきたら、cybozu.com developer networkのコミュニティでご質問いただけます。以下よりメンバー登録いただくと質問投稿していただけるので、ぜひご参加ください!
技術者向けサイト
- コミュニティに投稿やコメントしたり、Tips に質問できます。
- API のアップデート情報の通知を受け取ることができます。
- 5ユーザー、1年間無償の開発者ライセンスを申し込むことができます。
それでは、また次回をお楽しみに~!