kintone devCamp Vol.9@東京 開催報告!

みなさんこんにちは。歯医者が怖いWillです。
今回はサイボウズ本社で行われたkintone devCamp Vol.9のレポートをします。
kintone devCampは適度にcybozu.com developer networkで告知しているイベントです。

devCampとは

まずdevCampとはどいうものなのか。当日の資料から抜粋して見てみました。

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要するに、kintone devCampとはkintoneカスタマイズをしたい人向けの勉強会です。参加すると色々と基礎を学ぶことが出来るのでcybozu.com developer networkのコンテンツが読みやすくなると思います。
kintoneのカスタマイズをしてみたいけれど、どこから始めるべきかわからない人は是非次回のdevCampに参加してみてください。

去年から行っている活動ですが、今回はVol.9を開催させて頂きました。ちなみに主に東京と大阪で主催しています。今回は東京主催のVol.9の報告になります。

当日の様子

kintone devCamp Vol.9は3月2日(水)に行い、当日の参加者は28人でした。devCampは平日の15:00からだったので、お忙しい中皆さんにわざわざ来て頂いて大変感謝しています。 people_blur.JPG

当日のスケジュールは下記の通り:
15:00 オープニング
15:10 Lightning Talk 1 近本昌也 さん (コムチュア株式会社)
15:20 Lightning Talk 2 門屋 亮 さん (クローバ株式会社)
15:30 Lightning Talk 3 田中靖之 さん (エムザス株式会社)
15:40 休憩
15:45 JavaScript APIハンズオン 初級編
16:45 休憩
16:50 REST APIハンズオン 初級編
17:50 エンディング

Lightning Talk ① by 近本昌也さん (コムチュア株式会社)

近本さんからは「kintone、JavaScript開発未経験者が2ヶ月でkintone開発を学習してkintoneプラグインを作った話」というタイトルのプレゼンをして頂きました。
タイトルの通り、近本さんは今までkintoneは扱ったことはあるけれど、kintoneアプリ開発が未経験で、JavaScriptを扱ったことがありませんでした。近本さんがどのようにkintoneとJavaScriptの学習をして、2ヶ月でプラグインの作成が出来るレベルまで成長したかという内容のプレゼンでした。

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意外と主張されていなかったですが、近本さんはスマブラの世界ランキングに名前が載るほどのプロゲーマーです。ただ、スマブラとkintone開発は関係ありません。関係はありません。著者がスマブラが好きなだけです。

Lightning Talk ② by 門屋 亮さん (クローバ株式会社)

門屋さんからはkintoneコマンドラインツールの紹介とデモを頂きました。
普段みなさんGUIでkintoneをぽちぽちしていらっしゃるとは思いますが、大量のデータを扱う際はどうしていますでしょうか。 コマンドラインツールは大量のkintoneレコード情報を処理することが出来る、便りになるプログラムです。

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コマンドラインツールの特に強い点は、添付ファイルの出し入れまで出来てしまう機能です。CSVファイルでの追加/更新に限界を感じた方は、是非こちらのツールをマスターしてみましょう。kintoneコマンドラインツールについての情報はdeveloper networkかに詳細が載っています。「kintone コマンドラインツールの使い方」も是非チェックしてください!

ちなみですが、コマンドラインツールは「Command Line Tool for kintone」、通称 「Cli-kintone (クリキントン)」とも呼ばれています。

Lightning Talk ③ by 田中靖之さん (エムザス株式会社)

田中さんからはkintoneのカスタムビューを使用したカスタマイズの紹介を頂きました。カスタマイズビューの詳細を知りたい方は、こちらをご参照ください。 kintoneアプリはルックアップフィールドや関連レコード一覧フィールドを使って、他のアプリの情報と連携が出来ることが出来ます。作りこんだアプリほど、他のアプリとの連携が多く必要になってくると思います。
田中さんに紹介して頂いたカスタマイズは、そのようなアプリの設計情報を仕様書と書き出してくれる、ものすごいカスタマイズでした。

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カスタマイズビューには、現在閲覧しているアプリがどのようなフィールドで構成されているか、どのようなアプリと連携をしているかを一つの画面で閲覧することが出来ます。 ルックアップと関連レコードも他のアプリと矢印でつながっていて、全体図が可視化されていてとてもわかりやすい図で表現されます。

こちらのkintone連携サービスは ★ 近日公開予定 ★ とのことです・・・楽しみです!

JavaScriptハンズオン by Will (Cybozu)

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「タイトルをフォーマットに沿って自動生成しよう!」「レコード一覧画面の表示時に条件によって色をつけよう!」というテーマに沿ってアプリのJavaScriptカスタマイズを行いました。 どういう時にJavaScriptカスタマイズを始めるべきか?kintone独自のイベントを活用すると何が嬉しいのか?そもそもeventとは何なのか?JavaScript初心者向けの内容で一緒にハンズオンをしていきました。

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devCampハンズオンは自分のパソコンのエディタで実際にコードを書いて頂く必要がありますが、近くにはヘルプをしてくれるメンターが何人も待機してますので書いたコードが失敗しても大丈夫♪ まだkintone JavaScriptハンズオンに参加したこと無い方は是非参加してみてください。

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ハンズオンの最後にはdeveloper networkの「はじめよう kintone JavaScript API」のTipsをご紹介させて頂きました。まだ確認していない方は、是非チャレンジしてみましょう!

REST API ハンズオン by 北P (Cybozu)

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REST APIとはそもそもなんなのか、どういう時に使用されるのか、kintoneとはどう関連してくるのかと丁寧な説明を頂きました。
来場者の皆さんと一緒にkintoneでREST APIをChromeを通して叩いていきました。

vol9_kitap.jpegのサムネイル画像

JavaScriptハンズオンよりは書くコードが複雑にはなりますが、とてもためになるハンズオンです。こちらのハンズオンも書いてる時にエラーが出てしまった場合はメンターがヘルプに来るので、安心してハンズオンを受けることができます。 IMG_0027.JPG

おわりに

以上、kintone devCamp Vol.9の開催報告でした。 次回は5月27日に大き目なkintone devCampイベントを予定しています。同じような初心者コンテンツや、もう少しレベルアップしたようなハンズオンも予定しています。
まだ申し込みは出来ませんが、後日また告知させて頂きます!是非参加してください!

参加するには開発者ライセンスの取得が必要なので、まだお持ちでない方はcybozu.com developer network からアカウントをゲットして開発者ライセンスを手に入れてください!

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