Developers Summit 2016に参加してきた!巷で話題のデブサミとは?
こんにちは!ミケです。2月18日と19日に開催されていたDevelopers Summit 2016の参加レポートです!昨年に引き続きkintoneの出展は2年連続です。因みに昨年の様子はこちら。今年もカフェやハンズオンセッションがあるということで、私も2日目のお昼から参加してきました!全てという訳にはいきませんが、会場の様子をちらっとお見せしたいと思います。そもそもDevelopers Summitをご存じない方もいらっしゃると思いますので、まずはその説明から。
Developers Summitって何?
2003年に始まった、ソフトウェアエンジニアによるエンジニアのためのイベントです。通称デブサミ!エンジニアコミュニティのリーダーたちが、開発に関する様々なテーマでセッションを企画し、参加するエンジニアの方たちが問題解決のヒントや情報を得て帰れるような場になっています。Ask the speakerスペースもあり、セッション終了後も気軽に質問できるようになっているのも魅力です。今年は【Hack the Real - ソフトウェアエンジニアの「知」で、「もの・現場・世界」をハックしよう】というテーマで開催されました。
この後は会場の様子・ハンズオンセッション・気になったコーナーの順でご紹介していきたいと思います!
会場の様子
目黒雅叙園で2日間開催されたデブサミ、普段スーツ姿のサラリーマンが多い中デブサミ会場だけは違いました!セッションを開いているところが6会場、ちょうどセッションの入れ替わりタイミングで行ったこともあり、ものすごい熱気です。
翔泳社さんが主催していることもあり会場にはエンジニア向けの書籍を販売しているブースがあったり、デブサミのスポンサー企業のブースが並んでいたりしました。
さてさて、肝心のkintone特設会場はと言いますと...でーん!
今年の会場コンセプトは「ジャングル」。会場へはきりん親子が案内してくれます。オフィスから連れてくるのが大変だったのはひと目で分かりますね(笑)
入り口にもkintoneアイデアバナナをぶら下げた案内人が(^^♪
入り口を抜けるとジャングルカフェです。今年も大盛況でした!バナナ片手にお仕事されている方が多くて不思議な感じ♪
ジャングルカフェの奥のスペースではハンズオンセッションが開かれていました。2日間で計6セッション、盛りだくさんですね。
ここからはハンズオンセッションの内容にスポットライトを当ててお送りします!参加できなかった方のためにも、公開資料をまとめています。
ハンズオンセッション Let's enjoy kintone customizing!!
JavaScriptカスタマイズ・kintoneプラグイン開発・kintone Promise・gusukuでのアプリバージョン管理・kintone & AWS IoT連携の5つのテーマで参加者の方と一緒にkintoneカスタマイズ。簡単な説明を加えながらご紹介していきます。因みにkintoneカスタマイズをする際に必要なAPIの情報やサンプルプログラムは、cybozu.com developer networkに掲載されています。実際に資料を見ながら勉強したいという方は併せてご参照ください。
~1日目~
【初級】kintoneアプリをJavaScriptでいじってみよう
サイボウズの北PとWillが講師を担当。今回は顧客管理アプリを元に、kintoneカスタマイズ。住所情報から地図を表示させたり、案件の確度の条件によって一覧画面の色を変えたりしました。
【初級・中級】初心者歓迎!kintoneプラグインを開発しよう
講師はkintoneエバンジェリストの株式会社ジョイゾー四宮さん。プラグイン管理画面を一から作成し、実際にkintoneに適用するまでを参加者の皆さんと一緒にしました。今回作ったのは、「指定したフィールドに値を入力すると別に指定したフィールドを必須項目にする」プラグインです。
【上級】これでもう怖くない、kintone Promise
講師はkintoneエバンジェリストとしてお馴染みのアールスリーインスティテュート金春さん。JavaScriptカスタマイズでは非同期処理を多用しますが、Promiseがあるとその多段呼び出しをシンプルに記述できます。「関連レコードの合計を求める」、「レコードを取得してUpSertする」などのミッションを皆でクリアしていきました。
続いて2日目です。
~2日目~
【中級】kintoneアプリのバージョン管理はgusukuにおまかせ!
講師はアールスリーインスティテュート池上さん。普段イベントではとってもかわいいコスプレ姿で登場してくださいます^^このセッションは、kintoneアプリケーション開発時に必要な、デプロイ・バージョン管理や実行環境の管理などを提供するgusukuというサービスのハンズオンでした。別ドメイン間でもデプロイできますよ♪
【中級・上級】kintoneで実践するIoTハンズオン -90分で挑戦! kintone & AWS IoT連携-
講師はIoTでも大活躍されている株式会社ジョイゾー山下さん。今回は温感センサ→AWS IoT→Lamda→kintoneレコード登録という流れのIoTハンズオンでした。私もAWSアカウントをその場でとって参加させてもらいました!やっぱり最後に目の前で変化が起きるIoTは面白いですね。
もうお腹いっぱいですよね。ハンズオンセッション終了後に他の会場のセッションも少し聴きに行ってきました。今年のデブサミテーマ「Hack the Real」にぴったりなコーナーがあったので、もう少しお付き合いください。
「大集合おうちハックLT祭」
最後の20分ほどしか見に行けなかったのですが、それでも大爆笑のセッションでした。気になるそのコーナーは「大集合おうちハックLT祭」です。以前おうちハック同好会の大和田さんがサイボウズオフィスにエアコンやドライヤーなどの家電を持ちこんでハックするというセミナーを開いてくださったという経緯もあり、どうしても見に行きたかったのです。自分たちの身近にある家電をハックして便利にしようというハッカソンの成果発表会でした。
・コロコロ内部にセンサーを埋め込んで、掃除しているとそのテンポに合わせて音楽が流れる仕組みを作ったり!
・仮面ライダーベルトに家中の照明のスイッチを搭載して、手元で自由自在に光を操ったり!
ちょっとした思い付きのアイデアが形になっていて驚きの連続でした。極め付けは「コミュニケーショントイレ」。トイレの中に入って頑張っている人と、外で待っている人がディスプレイを通して会話できるというものです。「もうちょっとです」「ゆっくり頑張って!」と待ち時間も楽しくなる仕掛けです。光学センサーを搭載したモニターを使って、手を触れなくてもボタンを押したり、文字を書いたりできるようにするというこだわり。言葉で説明するよりこちらの動画を見ていただいた方が数倍面白いです。
全体の発表スライドや動画はこちらのブログでまとまられています!やったら面白いんじゃない?楽しそうじゃない?から始まるハッカソン、構想だけで終わらないところが素敵です!
終わりに
エンジニアの集い、デブサミレポートいかがでしたでしょうか?最後まで読んでいただきありがとうございました!今後もイベント参加レポートやkintoneカスタマイズ情報を定期的にお伝えしていこうと思いますので、またぜひkintone hive onlineにお立ち寄りください^^
↓撤収の一コマ↓大がかりです。
デブサミのハンズオンセッションで紹介している内容は、APIやカスタマイズTipsなどの情報が載っている下記のサイトを見ながら進めていただくものになっています。またお時間のある時にご覧ください。アカウント登録していただくと、コミュニティで質問もできるようになります。kintoneカスタマイズに詳しい方たちのサポートがあるので安心です^^
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