2013年問い合わせ数No.1!「kintone」から美しい帳票レイアウトを出力するアプリ「OPROARTS」を徹底レビュー(前編)

こんにちは。明日からはじまるクラウドコンピューティングEXPOの準備が佳境のあきこです。

今回ご紹介するのは、kintoneの帳票出力アプリ「OPROARTS(オプロアーツ)」。
去年1年間、「kintoneアプリストア」内で1番お問い合わせの多かったアプリです!

 はじめに

OPRO
「OPROARTS(オプロアーツ)」はkintone上のデータを好きなレイアウトの帳票として出力できるアプリです。
一番人気の用途は「見積書」や「請求書」。ほかにも「納品書」や「点検報告書」など、業務用途に合わせたいろいろな使いみちがありそうです。

ただ、実は私、今年kintone担当になるまでは
「帳票レイアウト作成って個別開発だからお高いんでしょ?」
「ちょっとレイアウト変えるだけで、追加費用がかかるんでしょ?」
などと思っていたのです。

オプロさんごめんなさい。

今回、この認識が間違っていたことに気づいたので、アプリストアには載っていない「OPROARTS」の概要や費用を解説したいと思います!

 帳票レイアウトや複雑なレポートも自分で作れる!

「kintone」だけでも印刷は可能です。
社内で使う用途ならこれでも使えますが、お客様に提出するとなるとちょっと物足りません。。
kintone帳票
「OPROARTS」を使うと、こんなレイアウトの帳票が「kintone」から出力できるのです!
スクリーンショット 2014-05-13 11.12.40

 美しいレイアウトの帳票出力が、月額16,000円から。

帳票レイアウト出力には「kintone」のほかに「OPROARTS Live」と「OPROARTS Connector for kintone」と「OPROARTS Core」が必要です。
それぞれの役割と費用をご紹介します。(価格は税抜表示)

1:kintone

見積データを入力・保存するためのクラウド型データベース。
OPROARTSを利用するためには、月額1,500円/1ユーザーの「kintone スタンダードコース」をご契約いただきます。

2:OPROARTS Live -帳票レイアウト作成-

帳票のレイアウトは、クラウドサービス「OPROARTS Live」を使って自分で作成/変更できます。
「OPROARTS Live」は、月額10,000円/1ユーザーで、「帳票を作成/変更する」ユーザーの"同時接続ユーザー数"分を契約します。たいていの場合は1ユーザーで大丈夫そうですね。

3:OPROARTS Connector for kintone -「kintone」とデータマッピングー

「OPROARTS Connector for kintone」を使えば、プログラミングなしで「kintone」上に登録されたデータと帳票レイアウトをマッピングできます。
ユーザー数は関係なく、月額3,000円で利用できます。

4:OPROARTS Core -帳票出力-

「kintone」上から、指定したレイアウトで帳票を出力するためには「OPROARTS Core」の契約が必要です。
こちらもユーザー数は関係なく、月額3,000円で利用できます。
「OPROARTS Core」では、年間1,200頁出力、テンプレートの種類は15個まで。
もっとたくさん出力する場合は、「OPROARTS Core」の契約数を増やすことで可能です。

必要なライセンスまとめ

まとめるとこうなります。
すでに「kintone スタンダードコース」をご契約いただいているお客様なら、月額16,000円からの低価格で、美しい帳票レイアウトの作成から出力まで行えるのです!

スクリーンショット 2014-05-13 11.16.29

    ※価格に消費税は含みません。
    ※kintoneの最低利用期間は1ヶ月、「OPROARTS Live」「OPROARTS Connector for kintone」および「OPROARTS Core」の最低利用期間は1年間となります。

 おわりに

いかがでしたでしょうか。
本文では説明を省略しましたが、「OPROARTS」シリーズでは、印刷、PDFなどの出力のほかに「Mail送信」「FAX配信」「帳票の封入、投函」も行える上位版も用意されています。
その場合、「OPROARTS Core」の代わりに「OPROARTS Prime」を契約する形になります。
これを使うと請求書の作成→発送までワンストップで行えますね!

OPROARTSにご興味のある方はぜひお問い合わせください。

後編では、実際にわたしがOPROARTSで帳票を作成した際のレビューを紹介します!

  • 「kintone」でセミナー受講票を作ってみた。「OPROARTS」を徹底レビュー(後編)