#43:佐世保にkintoneを広めたい。kintone歴7年目の想い。
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長年のkintoneユーザーさんとキントーク!
ゲストは佐世保のエスケイ・アイ 永尾さん(@sk_yoshimin)、ハーマンさん。永尾さんは歴7年のkintone大好きなお方。ハーマンさんは最近入社した、kintone歴3ヶ月の方です。
永尾さんはkintone hive 福岡にも登壇し、たくさんのノウハウをお持ちです。長年と使い始めの両方の目線から、お話を伺いました^^*
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https://youtu.be/m-jGJeZGYrU目次
- - ゲストのお二人について(00:00〜)
- - 佐世保にkintoneが広まって欲しい(03:20〜)
- - kintoneの良いところ(05:03〜)
- - kintone歴3ヶ月のハーマンさん(08:04〜)
- - イベント参加で社内を巻き込めた(10:28〜)
- - 7年前のkintoneと比べて(12:59〜)
- - kintone情報の見つけ方(16:34〜)
- - kintoneの教え方(18:41〜)
- - 利用者とのコミュニケーションが大事(22:22〜)
- - 改善要望は...繋がりたい!(28:21〜)
全文文字起こし
ゲストのお二人について
(00:00〜)松井:今日のキンスキラジオでは、kintoneのユーザーさんにゲストへお越しいただきました。先のkintone hive福岡にも、登壇をいただきました。エスケイ・アイ・コーポレーションの永尾さん、ハーマンさんのお二人にお越しいただきました。どうぞよろしくお願いします。
永尾、ハーマン:よろしくお願いします。
松井:お願いします。今、佐世保のエスケイ・アイさんの会社に遊びに来ています。本当に前からずっと来たくて。
永尾:ありがとうございます。
松井:永尾さんがkintoneが好きで好きでしょうがないのが、Twitterだったりとか、hiveの前からですね。僕が何か発信したら、いつもいいねを押してくださって、だったので。今日を楽しみに来ました。
そしたら永尾さんだけでなく、ハーマンさんという、新しいkintoneがお好きな方にも出会うことができまして。本当に嬉しいです。御社のことをご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。御社のご紹介と、ご自分の自己紹介を簡単にお願いしてもよろしいでしょうか?
永尾:はい、エスケイ・アイ・コーポレーションの永尾と申します。エスケイ・アイ・コーポレーションは、長崎県佐世保市にある、印刷会社です。
印刷会社といいましても、企画をして、何か形を作るっていうことを沢山やっていて、印刷物だけじゃなくって、例えばホームページとか、動画とか、何か形にすることっていうのを、得意としています。
松井:ありがとうございます。
ハーマン:はい、エスケイ・アイの営業のハーマンと申します。
永尾:4月に入社したばっかりです。
ハーマン:4月に入社したばっかりで、どちらかというと、今営業より、kintoneをメインにやっていて、楽しんでいる感じです。
松井:ありがとうございます。この前は永尾さんと、遠隔でお話した時に、最近あのkintoneのいい子がいるんですよ、と言っていました。それがハーマンさんですね?
永尾:ハーマンさんです。
ハーマン:そうだったんですね。
永尾:そうそうそう。チラッと色んなところで、そういう話を
松井:エスケイ・アイさんのkintoneの活用・歴史は、kintone hiveの内容が「ログミー」に丁寧に残っているので、そちらをご覧いただきたいなと思います。
7年間kintoneを使ってこられて、永尾さんがずっと導入から今までやってきて。最近、hiveや外にも出たことで、社内にも影響が出てきた。それこそハーマンさんのような、kintoneの仲間が社内にも増えてる感じですよね。永尾:そう、すごい、はい。
松井:それすごく嬉しいですよね。
永尾:はい。
佐世保にkintoneが広まって欲しい
(03:20〜)松井:kintone hive 福岡で終わりじゃなくて、そこからまたこう繋がって、
永尾:ですね、そうなんです。
松井:それこそhiveの次の日に、kintone Café 福岡にも一緒に参加をさせていただきました。そこにも永尾さん以外の社内の方も参加されていて。
永尾:4人で行きましたね。
松井:行きましたよね。懇親会も一緒に楽しくやらせていただいて。
永尾:はい、楽しかったです。
松井:hiveやCaféがきっかけで、今kintoneのご提案や支援ができないか、というのを。
永尾:そうです。もっと佐世保にkintoneが広がってくれたらいいなって思ってます。
松井:kintone Caféの懇親会で「私も佐世保にkintone広めます!」って言ってくださりました。あれから3ヶ月ですね。今度kintone Café佐世保も9月20日にいよいよやりますので。ついにこう佐世保にkintoneが広まる。
永尾:広まればいいな。広まりたいな。何か一緒に、お友達ができたら嬉しいなみたいな。
松井:そうですよね。kintone友達を作りたいですよね。そうですよね、それこそ信州とかだと、kintone女子会とか。
永尾:そう!あれ楽しそうですよね。
松井:ですよね。みたいなのが、in 佐世保とか、
永尾:したい、したい。
松井:そうですよね。しましょう。本当に永尾さんからは、kintoneを好きで、好きでっていうのが、ありがたいことに伝わってきます。
kintoneの良いところ
(05:03〜)松井:率直にkintoneって、どういうところがいいですか?
永尾:どういうところが?
松井:はい。
永尾:何だろうな、kintoneがあることによって、私の仕事がラクになったというか。
もっと、もっと沢山のことができるようになったのは、やっぱりkintoneあったからかなって思います。松井:それはkintoneの何が良かったんですかね?
永尾:何が良かったんだろう?私でも簡単に作ることができたっていうのと、こうすればこういう風になるんだなっていうのが分かりやすかったっていうやつと、あとはどこからでも見れるっていうのは、もう、かな。
松井:永尾さんは、今までシステム担当だったわけでもなく?
永尾:全然、全然。違います、違います。
松井:エスケイ・アイさんの前職は?
永尾:接客業でした。
松井:そうですよね。ハウステンボスって言っていましたよね?
永尾:はい、ハウステンボスで働いてました。
松井:それがkintoneがきっかけで、今システム周りとか初めて作っている。ログミーを見ていただくと、アプリすごい作ってますよね。
永尾:いっぱいあります。
松井:いっぱいありますよね。
永尾:今日も増やした。
松井:そうなんですね。永尾さんはもともと社内の中でも、色んなところに支援に入るというか、サポートに入られるようなことが多くて。
永尾:お手伝い、お手伝い係というか、何でも屋さんというか。
松井:それこそ、さっきハーマンさんに教えてもらいましたけど「はいはいさん」(なんでも「はい(YES)」と答える人の意)。
ハーマン:そうですね。言われたことは全部やっちゃいますよね。
松井:色んなところの支援に入っていくところもあり、たぶん業務を俯瞰して見るのが癖になっていたんじゃないかなと思います。
そこがkintoneとガチッと結びついたのかなと思いますよね。kintoneの中に情報が入っていれば、ステータスというか、紙だとパラパラッとめくんなきゃいけないところが、ざっくりとこう。
永尾:そうそうそうそう。
松井:あそこがヤバそうだみたいなものが、見えてくるんですかね。
永尾:そうです、そうです。それすごい大事。
松井:それでピューッて話に行く。そうですよね、別の方が言っていた言葉ですが「プロ雑用」という、何だろう役職というか、そういうスキル。
永尾:言っていいのかどうか分かんないけど「おこがましいよね?」とか思いながら。
kintone歴3ヶ月のハーマンさん
(08:04〜)松井:永尾さんはこの7年間、kintoneを使ってきての良さでした。ハーマンさんは4月から入って3ヶ月ですけれど、kintoneを触ってどれくらいなんですか?
ハーマン:kintoneを触り始めたのは、もう入ってきて、本当にすぐなんで。
松井:そうなんですね、じゃあほぼほぼ同じぐらいな?
ハーマン:そうですね。3ヶ月ぐらいですよね。
永尾:hiveにも来てもらったんですよ。
松井:素晴らしい。
ハーマン:入って、で明日もCaféも(収録日の翌日はkintone Café 福岡でした)
松井:そうですよね。その立場でkintoneのいいなと思うのはどういうところですか?
ハーマン:そうですね、やっぱり1回作って、ちょっと違うなと思ったら作り直せるところ。
自分のスタイルじゃないですけど、だったり、会社のスタイルに合わせて、できるとこ。他のシステムで、一発勝負じゃないとこ。自分達でいじれる、そういうとこは、すごいいいなって思いますね。
松井:もう社内のアプリも、何個か作ったり?
ハーマン:もうアプリを作ったりとかはありますけどね
松井:それは始めてみて、実際運用してみて違うなと思って変える、みたいなことも?
ハーマン:そうですね。やっぱり1回バーッて作ってみて、何個か連携させて、自分で試しに入れてみて。あれこっちの方がいいよなって自分で思って、変えてみたりとかも。
松井:そういう色々チョコチョコ触るのが、お好きなタイプですか?
ハーマン:なのかもしれないですね。
松井:僕もザクッとデカくドーンよりも、細かいところにこだわって、それこそ絵を描くのとか好きです。
ハーマン:そうなんですね。
松井:趣味は、どういったところですか?
ハーマン:趣味、プライベートですか?
松井:はい。
ハーマン:プライベートはでも、全然。本当、友達と遊ぶか、家でゲームしてたりとか、そんな感じですね。
松井:じゃあ本当にシステムを今までやってきたわけじゃないんですね。
ハーマン:全然、全然、分かんないですね。
松井:たまたまkintoneと会って触ってみたら、いいなこれ楽しいなってなった?
ハーマン:そうです、そうです。ってなったってやつですね。
イベント参加で社内を巻き込めた
(10:28〜)松井:こういったkintoneの仲間を見つけられたという意味だと、hiveやCaféに行って社内を巻き込んでいくのは大事なことなんですかね。
永尾:そうですよね。本当にそう思います。
松井:hiveに登壇をしたきっかけでもあり、社内に仲間が増えたきっかけでもあったのが、2018年のCybozu Days 福岡なんですよね。
永尾:去年行って、何かもう全体的にやっぱり楽しそうだったので、行った皆で「楽しいって正義だよね!」って言って。
松井:その年はウチが掲げたテーマが「楽しいは正義」でしたよね。
永尾:帰ってからも、そこに行ったメンバーで勝手に委員会を作って「より良くするためにはどうしたらいいか」を各部署から一人ずつ集めて話してます。定期的に。
松井:それまでは、ほぼ好美さんがお一人でkintone担当だったんですね?
永尾:そう、そう、そうなんです。でもCybozu Daysに行ってから、別の部署の子もちょっと作ってくれたりとか。
その部署のことは、やっぱり部署の人間が一番よく分かってるので。実際に作ってみて今運用もしてるみたい。松井:素晴らしい。やっぱりサイボウズがやっているイベントに仲間を連れていくのは結構大事。
永尾:大事、大事、もう本当に。行かないと分かんないですもん。
松井:それまでこう、お一人で、寂しくというか、
永尾:一緒に運用してくれるのは、総務のメンバーで運用してたので。
実際に作るとか、何か色んなものを探す、こうしたら良くなるかな、みたいなのを探すのはやっぱり一人だったんですけど。色んな会社の中に仲間が増えて、kintoneの話ができるようになったのは、すごい嬉しいし楽しいです。
松井:そうですよね。佐世保までこう、広がっていくと、
永尾:そう、それが社外に広がって。もっと色んな人とそういう話ができたら嬉しいなって。
7年前のkintoneと比べて
(12:59〜)松井:好美さんには7年間使っていただいています。7年前のkintoneと比べると、今のkintoneは何か違って見えますか?
永尾:何だろう、だいぶ、色んなことができるようにもなったし、可愛くもなった。
松井:可愛くなった?
永尾:何かもっと昔、硬くなかったです?最初の頃って。
松井:デザインが、こうマテリアルというか、何かバインダーっぽい見た目だったりとかしたのが、ガーッと途中変わりましたよね。
あれは結構、好美さん的には可愛くなった?
永尾:可愛くなった。最近、またモバイルもすごく、
松井:そうですね。
永尾:あれはすごい、使いやすくなった。それまではモバイルとかスマホで使うのがものすごく使いづらかったので、すごいラクになりましたね。
松井:嬉しいですね。
永尾:ありがとうございます。
松井:それこそ7年前のkintone導入時は、ルックアップと関連レコードが出たぐらいの?
永尾:関連レコードはなかった。ルックアップはどうだったかな。
ハーマン:じゃあ本当、全然違うんですね。今と。
松井:違うんですよ、結構。デザインも違うし、プラグインとか、連携サービスはあったかな。プラグインが、たぶん最初はなかったですよね。
そもそもkintoneが始まった時は開発の世界もない標準機能だけで。しかもルックアップ・関連レコードはなくて、すごいシンプルなところから始まりました。段々と機能が増えて、開発もできるようになり、連携サービス・プラグインが出て。っていう歴史があったりもしまして。
永尾:そうなんですよ。
松井:かなりできることは増えたんですかね。
永尾:そう、増えた。
松井:連携サービスは使っていますか?
永尾:連携サービスは「プリントクリエイター」と「kBackup」ぐらいかな。あと何か入れてるっけ?そんなもんかも。
松井:プラグインだったりは特に?
永尾:プラグインは、無償のやつは結構使ってます。有償のやつは使っていないです。
松井:例えば、どういう無償プラグインを使われているんですか?
永尾:何使ってるっけ?あれ、サッと出てこない、一覧で修正ができるやつ。
松井:たぶん、TiSさんのやつですよね。
永尾:そうそうそう、それ。TiSさん、すごい使わせていただいている。
松井:一覧画面がExcelのようにというか、直接そこで編集ができて
永尾:そうです、そうです。すごい便利だよね。
松井:あれそうですよね。使っている方多いですね。確かに確かに。
永尾:あとは、PDFが見れるやつ。
松井:ジョイゾーさんのですかね?
永尾:そうです、そうです。
他にも色々使ってますよ。色々入れてるけど、パッと出てこない。kintone情報の見つけ方
(16:34〜)松井:無償のプラグインは自分で調べて、試してみるんですか?
永尾:そうです、そうです。ネットで検索して、最近はTwitterでいっぱい情報が流れてくるので。そこからお気に入りのやつを保存して、後から見てみたいなのを、やってますけど。
松井:前はなかったですよね、あんまり情報が。
永尾:うん、ここ何ヶ月で、すごい激しくなったよね。
松井:やっぱ、増えました?
永尾:増えました、ものすごく。
松井:僕は今、サイボウズに入って7年目。昔は営業で、あんまりユーザーさんから見た情報量を追えてませんでした。
それでも増えたのかなって思っていて、やっぱり7年使われている身からすると、特に今年すごい増えたんですか?
永尾:増えてる気がするんですけど、前は見つけきれなかっただけかもしれないですけどね。
松井:いや、増えてると思いますよ。
永尾:増えてますよね?
松井:それこそ、好美さんも追いきれないぐらい、今増えてるって言ってますもんね。
永尾:そう、本当に追いきれないぐらい。
松井:そうなんですよ。
永尾:でもすごい参考になる情報がいっぱい載っているので、本当にお勧め。
松井:お勧め、何がお勧めですか?
永尾:何がお勧め?
松井:どこを調べるというか、どこを見るのがいいとか。
永尾:どこを見るのがいい。キンスキさんを見たら、色んな人がいっぱい繋がってるので、
松井:ありがとうございます。
永尾:そこを見るのが一番いいと思います。
松井:あとはTwitterとかですね。
永尾:そうですね。Facebook、でもTwitterが一番早いかな。でも一応同じ情報っていうか、似たのがFacebookにも必ず
松井:そうですよね。活用研究会ですかね。
永尾:後からまとめて見るには、そっちがいいのかもしれないですね。Twitterは追いきれないので。
松井:じゃあ最新の情報なら、そういったSNSがいい。
永尾:うん。
kintoneの教え方
(18:41〜)松井:kintoneはどうやって勉強されたんですか。ハーマンさんは入られて3ヶ月ですが、もうプロセス管理やプラグインも触っているので。
ハーマン:基本的には、もう、
松井:好美先生が?
ハーマンん:好美先生の言われるがままに、やってたら、ここまでなったみたいな感じですね。
松井:それは個別指導みたいなのをしたんですか?
永尾:個別、いやでもそんなになんて言ってないよね。
ハーマン:こうしといてって言われたようにしてて、って感じですけど。
永尾:自分でもともとあった、私が作ったアプリを見たり、中を見たりして真似して作ったりとか。
松井:最初、最低限ここまで教えようかな、のラインはありましたか?
永尾:項目を教えたぐらい?
ハーマン:一番最初は、作業指示書の紙を渡されて「このアプリ作るところがあるけん」「ここドラッグアンドドロップでできるけん。同じもの作って、はい」って。これ、一番最初。
松井:この紙と同じものを作ってみようか、って感じで。その時教えたのは「ドラッグアンドドロップでできるよ」ぐらいだったんですね。
永尾:あとはこういう時はラジオボタン・ドロップダウン、とかぐらい?
ハーマン:ぐらいですかね、そんな全部が全部、聞いてないですね。
永尾:あとあのテキストを渡しましたよ、1回。
松井:テキストっていうと、
永尾:アソシエイトの
[asin:4822296695:detail]松井:ああー!
永尾:これ読んどいて、って言って。
ハーマン:厚すぎて全然読めない、すぐ机の中に
松井:触ってやって覚えるタイプですね。ルックアップとかは、自分で触ってみて理解したんですか?
ハーマン:一応、その説明はちゃんと聞いて。
松井:言われただけだと、すぐ覚えられるものでもないじゃないですか。
永尾:そうですね。
松井:すんなり、触ったら理解できました?
ハーマン:そんな困った覚えはないですね。
松井:本当ですか?やっぱり素質が
永尾:ある、素質。
ハーマン:そんな褒めても何もでないですよ。
永尾:最初、書いてたね。紙にね。こういう風なことをしたいんだけど、これを作るためには、どういう風な項目があって、どういうアプリを作ったらいいか、考えてみてって言って。
ハーマン:書いたりしてた。
永尾:ね。最初は。
松井:それはあれなんですか、好美さんオリジナルの、問題?を作った?
永尾:っていうまででもないけど、そうそう。実際に欲しかったんですよ。
ハーマン:ついでみたいな感じですよね。
永尾:そうそうそう、実際に欲しくって、こういうアプリ作りたいんだけど、
松井:ちょっとそこ、丁寧に整理して、それをある意味、課題として出してみて?
永尾:そうです、そうです。
松井:業務に繋がるものだと結構、リアルに考えられたりもしますよね。なるほど。やっぱりその、そういう素質がある人を見つけるっていうのは結構、大事なんですかね。
永尾:ね。
ハーマン:たまたまでしょ。
松井:たまたま、本当に入社をしてきて、って感じですかね。
永尾:そうです、そうです。
松井:すごい。タイミングいいタイミングですよね、本当に色々と。kintoneがエスケイ・アイさんの中で広がってきた
永尾:盛り上がってきた時に。
松井:盛り上がってきたところで、なるほど。
永尾:ラッキーですよね。
利用者とのコミュニケーションが大事
(22:22〜)松井:7年間の中で、kintoneで何か苦しかったこと、あれ乗り越えたの大きかったなっていうことはありますか?
永尾:苦しかった時、何だろう。作ったアプリが使われなかった時とか?いっぱい使われなかったアプリとかあって、いまだ死んでますけど。
松井:試作品の山が
永尾:そうそう、それはやっぱり、辛かったかな。実際にやっぱり、運用されるっていうところまで持っていくのが、最初の頃は特に。
松井:そうですよね。それは他の部署の方を巻き込んでいってる時だと、尚更起きやすいんですかね。
永尾:そうですね。とりあえず「こう欲しいから作って」って言われて作ったけど、たぶん思ってたものと違って、実際には使われなかったとかっていうのもあると思うんですよね。
松井:なるほど。それは7年やってみてのところですが、今まさにそういう人が聞いてるとしたら、何か贈れるアドバイスはありますか?
永尾:やっぱりkintoneってパソコン上で作ってるけど、実際に使う人たちは実際の人なので、そっちのコミュニケーションをちゃんととってた方が、運用もしやすいのかなって。
やっぱりそこで使いづらいなって思っても、「でもせっかく作ってくれたから言うの申し訳ないし」みたいなのが、もしかしたらその時あったかもしれないので。遠慮なく「これをこうして欲しいんだけど」みたいな関係になれれば、もっと運用まで繋がっていくので、実際のそういう風なのがやっぱり必要なのかなと思いますけどね。
松井:何か作って終わりっていうよりは、それを元に会話を増やしたり聞き出していくことが、やっぱり必要だったりするんですかね。
永尾:そう、私も「あぁ使われなかった、残念」じゃなくって、「どうだった?」って言えば、もっと違ったのかなって思ったりもするし。
松井:前はそこが聞けてなかったところもあったりするんですね。
永尾:そうそう。
松井:そうですよね。聞いてみたら、意外な、何だろう、不満てあったりしましたもんね。
「項目名がね...」「あ、それだけ?!」、みたいなね。「それでいいならすぐ直すけど」みたいな。永尾:そうそう。今は結構、それを言ってくれるので、皆。なので、チョコチョコ改変もできるし、
松井:それを言ってくれるようになったのは、好美さんが聞いていくようにしたのが大きいんですかね?
永尾:何だろう、そうなのかもしれないですね。
松井:例えば、説明会を開くようにした、なのか、
永尾:説明会もしましたよ、社内で。
松井:そうなんですか。
永尾:でももう、ちょっと何年か前なんですけど。この間、まだ新しく入ってきた子とかもいるので、またしたいなっていう風な話は、総務で言ってたんですけど。
皆やっぱりパソコンの前で座ってた方が説明しやすいから、「zoom(Web会議ソフト)使う?」みたいな話を。Twitterでも1回見かけて「あれいいじゃん!」て言って、総務で話してました。そうそう皆パソコン持ってるんで、うちの会社の中に。
松井:そっか、座って遠隔でもいいから。まだそのzoomの説明会はやってない?
永尾:してない、してないです。案として、そういうのも楽しそうだよねって言って、この間話してました。
松井:説明会ってやっぱり必要なんですか?
永尾:やっぱりあった方が、分かりやすいのかなとは思います。意外とこうすれば簡単にできるのに知らなかったりとか。で、うまくこう運用、触れてない、探し出せてないとか、っていうのがやっぱりあったんですよね。その時も。
松井:掲示板で「こういうのやりますよ」「こうできますよ」だけではなく、実演してみて。
同じ場所でなくてもいいから、コミュニケーションできるような感じで情報共有できると、意外な発見を与えられる。永尾:「あっそうなんだ!」みたいな。こっちも思ってもみなかったことが出てきたりするので。
松井:他の会社さんでも各地に説明会に行ってとか、新しいアプリ用意した時は後ろから覗いてどんくらいスクロールしてるかなとか。
永尾:使われてるかなって。
松井:それこそハーマンさんが言ってたような、チョコチョコ変えられるのが、いいところだったりするので。
前に他のお客さんで言われて「あぁ」と思ったのが、画面の横幅に合わせる。自分の画面の幅じゃなくて、使ってる人の幅。永尾:確かに。横スクロールがあったら、嫌だもん。
松井:知ってる人の中の、画面の一番小さい幅。人によっては、例えば大きくしてるとかも、いるじゃないですか。
永尾:うんうん。
松井:やっぱり見に行かないと分からないところだったりする。そこに横幅を合わせてあげる、みたいな話を聞いた時も
永尾:それ大事。
松井:なるほど、と思って。
ハーマン:確かにそうですね。
永尾:それだけで全然使い勝手違いますもんね。
松井:ちょっと横幅を小さくしてあげるだけで入るのもありえたりもするので、大事だなって。
永尾:大事ですね。
改善要望は...繋がりたい!
(28:21〜)松井:いいお話を沢山いただいたんですけれど、kintoneへの不満・改善点はありますか?...ってさっき聞いたら、すごい悩んでて、もうありがたい限りですけれど。何かひねり出してみて、あったりしますか?
永尾:ひねり出してみて...。何かもっと可能性がありそうなのに、そこにたどり着けてない自分が悔しいみたいなのはある。
プラグインとかもいっぱいあって、自分がしたいこととそれが合致すれば、もっと良くなるはずなんだけれども。それをうまく理解できてなくって。うまくいけてないっていうのは、たぶん沢山あると思うんですよね。なので、そこは自分の中で悔しい。
松井:それは、相談ができる先がないなのか、情報がある場所が分からないなのか、自分の中の整理ができないモヤモヤなのか。
永尾:どうなんだろう。時間があったら、もっと自分でするのかな。どうなんでしょうかね。
そういえば、hive出てから色んなkintone好きな人たちと繋がれるようになって、感じたことが皆すごい優しいんですよ。優しくないですか?皆さん。
松井:優しい。
永尾:ね、そう本当に。すごいなって思って。それもkintoneが好きな理由の一つなのかもしれないって思うぐらい、皆優しい。
松井:先週、北海道の[コンノさん](https://twitter.com/konnosdg)達とラジオを録ったんですけれど、「Twitterで交流がなかったらkintoneの運用は始められなかったかもしれない」みたいな。
こう、苦しかった時に、めげてたかもしれないって言ってて。なんていい話って、皆優しいからこそだなっては思っていて。
永尾:本当に優しい人ばっかりで、
松井:そうなんですよね。ハーマンさんも、もし苦しいなって思った時は、もちろん好美さんにも頼るんですけど。
Twitterで書くと「kintone」で検索してる人がいて、いいねとかエールを送ってくれる人がいるんですよね、今。本当は要望を聞きたかったはずが、要望じゃない。
永尾:何か違う方向にいってしまいました。
松井:使い始めのハーマンさんだからこそ、何か「kintoneがこうならないかな」って思うことはありませんか?
ハーマン:難しいですよね。
松井:難しいですか?
ハーマン:自分自身が全部使いこなせるわけじゃないと思うので、それこそ好美さんと一緒ですよね。だから、もっと、それこそ好美さん以上の人たちと、
永尾:いっぱいいるよ。
ハーマン:いやいっぱいいるのは分かってるけど、何か話したりとかしたらまた、色々変わってくるのかなとは思ったりもしますね。
松井:そういう場所を、こちらも用意できるといいですね。キンスキとしても用意していきたいですね。
永尾:是非是非。
松井:せっかく各地をまわって僕は繋がっているので、僕と繋がってる人たちもまた繋げていきたいですね。その要望、承りました。キンスキでやるべきところが見えてきましたね。
kintone hiveから社内にもkintone仲間が増えて、今後 佐世保にも広がれば、と思います。今後、好美がkintoneで「こうしたいな」と思うところは、ここ佐世保で広げるところなんですかね。
永尾:佐世保で広げるのと、あと広げるのがもっと仕事がやりやすくなるんじゃないかなって。それこそ、Excelだったらお互いにやり取りするじゃないですか。向こうでExcel入力してもらって、こっちでもらって、こっちで変えて。
っていうのをお互いにできるくらい、お互いにkintoneのやり取りができたら、もっと楽になるなって。
松井:確かに。
永尾:だってメールのやり取りしなくて済むもん、っていう。
松井:ゲストスペースと繋いで、
永尾:そうそうそう。それが、もう色んな人とできるようになったら、もっとお互いに楽になるし。
松井:確かに。いいですね。サクッとゲストスペースで繋がりましょ、みたいな。やりたいですよね。
永尾:そうそうそう。
松井:この前のkintone hive Tokyoでは、出演者の方同士で遊びに行く話があったらしく。
どうやって連絡しようか、最初はメールでしたが、kintoneユーザーだからゲストスペースで繋がればいいじゃん、って。
永尾:絶対、そっちが速い。
松井:ゲストスペースで企画をしているみたいで。メールだと枕詞が必要なのが、kintoneだとラフに本題から始められて。何だったらいいね押せば完結。そういうのいいですよね。そんなところが、佐世保でもできればなと思うので。佐世保の方、もしくは長崎・九州のですかね。kintoneで繋がりたい方とか。
特に佐世保でkintoneが気になる方、もしくはやってて苦しんでる方、もしくは単純にkintoneを一緒に話したい方。いれば、是非エスケイ・アイさんとも繋がっていただいて。
永尾:是非是非。
松井:一緒にkintoneの話で盛り上がっていただければなと思います。
ということで本日のゲストは、エスケイ・アイの好美さんと、ハーマンさんでした。ありがとうございました。永尾・ハーマン:ありがとうございました。