【さわってみた】帳票の電子保存を可能にする 「タイムスタンプ for kintone」
こんにちは!チョコレートはホワイト派でおなじみのあーみんです。
今回は帳票の電子保存を可能にする連携サービス
「タイムスタンプ for kintone」をご紹介しますよ~!
2016年1月に電子帳簿保存法の規制が緩和されました
今まで、電子帳簿保存法における国税関係書類をスキャナ保存できるのは、領収書など3万円未満と金額基準がありました。また、真実性を確保するためにタイムスタンプの付与に加え、入力者などの電子署名もおこなって帳票を保存する必要がありました。
しかし今年1月に規制が緩和されて、平成27年9月30日以後の申請分(変更日の3ヶ月前までに申請)については、金額基準が廃止され、更に電子署名も不要になりました。
そのため、社内の帳票類がタイムスタンプを付与するだけで電子保存することが可能となったのです。
帳票にタイムスタンプを付与するサービスができました
この規制緩和に伴って登場したのが、サイボウズスタートアップス社が提供する「タイムスタンプ for kintone」です。これは、その名の通り「kintone」に保存されている帳票データ(PDF)にタイムスタンプを付与できるほか、登録後の改ざんなども未然に防ぐことができます。
今まで紙で保存していた帳票が不要になるということは、かなりのペーパーレス化に繋がりますね!
実際に「タイムスタンプ for kintone」をさわってみた
まず「タイムスタンプ for kintone」のサイトから無料お試しの申込みをします。やっぱり最初はね、無料で試したいですからね。試食とか大好きですから。
ちなみにこのサービスは「kintone」の連携サービスですので、もし「kintone」をまだ使っていないよ!という方は、ついでに(?)こちらから「kintone」の30日間無料お試しをお申込みください。
1.まず、帳票を管理するための「kintone」アプリを作ります
こちらに必要最低限の項目が載っているので、ほぼその通りにアプリを組み立ててみました。もし必要であれば、備考欄などのフリースペースを追加しても良いかもしれません。
2.次にアプリのプロセス管理を設定します
これも、今回はひとまずサイトの指示通りに作ってみました。ただ、このプロセスについては各会社で色々と決まりがあると思いますので、アプリを作る際に経路や条件などをいい感じに設定してください。
「kintone」のアプリはひとまずこれで完了。え?これだけ??と思うかもしれませんが、本当にこれだけです。いったん、先ほど申し込んだ「タイムスタンプ for kintone」の管理画面に移ります。
まず「kintone」アプリのURLやAPIトークンを入力します。
これは必要な情報をコピペすればOK。
4.タイムスタンプの付与条件を設定します。
次に、タイムスタンプを付与する条件を設定します。
これは、先ほど2のプロセス管理で設定した任意の値になった時に、自動的にタイムスタンプを付与する設定です。
↑2で設定した画面で説明すると、赤枠内のことですね!
今回は、申請書類が「承認」されたら自動的にタイムスタンプが付与されるという設定にしてみます。
ほかにも、プロセス管理のステータスが任意の値になった場合にレコードをロックする(編集や削除など改ざんができなくなる)機能もあるんです。さすが!
「タイムスタンプ for kintone」の設定もこれでおしまい。え?これだけ??と思われるかもしれませんが、本当にこれだけなんです。
ちょっぴりワクワクしながら請求書のPDFファイルを添付して登録してみます。ワクワク。
設定が間違っていたら嫌だなあ...と思いつつ、ステータスを設定したものまで進めてゆきます。
ドキドキ。
すると・・・
なんと!タイムスタンプ付きのPDFファイルに生まれ変わって新たに生成されました!!
謎の感動。やったよお母さん!
「タイムスタンプ for kintone」でペーパーレス化が進められるかも!
いかがでしたでしょうか。
この記事では超すんなりできたように見せかけて、実は1回設定をミスしてしまったのですが、それでも40分程度で0からタイムスタンプ用アプリを構築することに成功しました!
今回の規制緩和を受けて、社内のペーパーレス化をお考えのお客様も多いかと思います。ぜひカンタン、安価に帳票管理アプリを作れる「kintone」と「タイムスタンプ for kintone」をチェックしてみてくださいね♪
「タイムスタンプ for kintone」 サイボウズスタートアップスのサイトはこちら