祝・第1回!kintoneユーザー会レポート
5月18日(金)に、第1回kintoneユーザー会を開催しました。
※「あれ?前にユーザー会行ったことあるぞ?」という方は、kintone通。
実は正式リリース前のβ版ユーザー様を対象に、ユーザー会を開催したことがあります。
今回は、正式リリース後に導入いただいたお客様をお迎えする、記念すべき1回目でした!
計5社のユーザー様をお招きして、kintoneの活用方法や要望について熱く語っていただきました。その模様をレポートします。
今回のゲスト
- A社 不動産:8ユーザー
- B社 通信サービス:16ユーザー
- C社 販促支援:7ユーザー
- D社 コンサルティング:5ユーザー
- E社 販促支援:65ユーザー
今回のテーマ
- kintoneをどんなところで使っていますか?
- kintone導入前の課題は?
- kintoneへの要望はありますか?
Q1.kintoneをどんなところで使っていますか?
A社:来店したお客様へのアンケート、物件情報管理、ホームページをリニューアルする際のタスク管理などに利用しています。お客様情報は、アンケートの入力からクロージングまでkintoneで管理しています。
B社:アプリの数は40程度あり、提供しているサービスの障害履歴、顧客管理、議事録、業務指示、未入金者への督促リストなどに利用しています。また、外部の協力会社と使っているアプリもあります。
C社:一番よく使っているのは顧客管理です。営業が外出していることが多いので、外から参照しています。また、日本と中国に拠点があり、拠点間でのやり取りにコメント欄を使っています。
D社:コンサルティングに必要な情報のデータベースを作成しようと思い、kintoneを導入したところです。今Excelで行っている案件管理、請求データ管理などもkintoneに変えようと考えています。
E社:案件管理、作業進捗管理、作業依頼、FAQなどに利用しています。他部署や取引先との利用も進めており、依頼の受付や業務連絡などをkintoneで行っています。
顧客情報や案件の管理に利用いただいている方が多いですね。また、他部署や社外と使われているケースもよくみられます。クラウドサービスなのでかんたんに利用を始めることができ、かつ社外秘の情報にはアクセス権を設定できるという点で、kintoneを採用いただいているようです。
Q2.kintone導入前の課題は?
A社:以前は別のサービスで来店アンケートを作成していましたが、登録情報の分析が弱かったんです。Excelも考えましたが、データの肥大化やマクロによりメンテナンスができなくなる可能性を考慮し、断念しました。kintoneを使い始めて、担当者別の成約率をグラフ化したり、ミーティング中に集計条件を即座に切り替えて別の角度で議論したり、といったことができるようになりました。それにより、スタッフの意識が高まり、積極的にデータを活用していけるようになっています。
B社:以前は、お客様からの問い合わせを個人Eメールで受けて対応していました。が、メールの誤送信トラブルが発生したため、上長から改善するよう指示を受け、製品を探した結果kintoneにたどりつきました。導入してからは、社内では基本的にメール禁止にしています。情報をkintoneに集約し、とにかくkintoneを見ればわかるという状態になってきています。
D社:紙の情報を社内で共有する場合には、PDF化してファイルサーバーに置いたり、コピーして持ち歩いたりしていました。しかし使い勝手がいまいちで、外出する社員も多いことから、クラウド製品を検討していました。kintoneは導入したばかりですが、短時間でそれなりのアプリが作れたので、他の社員にもkintoneの良さを認めてもらえました。これから活用していきます。
みなさま、いろいろな悩みを抱えていたんですね...。ちなみに、お客様アンケートでは、導入前にExcelを使っていたという方が多かったです。
まとめると、kintoneの強みは「かんたんに分析できる」「情報を集約・検索できる」「短時間でそれなりに使えるアプリが作れる」ことですね!
Q3.kintoneへの要望はありますか?
E社:日付や日時について、時間量の計算ができるようになってほしいです。タイムカードや工数管理、お客様の問い合わせ~対応完了にかかった時間の管理などを自動で算出できると便利ですね。
C社:コメント欄に重要なことが書いてあることも多いので、コメント欄をCSV書き出しできるようにしてほしいです。レコードを編集するより手軽なので、メモのように使うこともあります。
B社:誰かがもしデータを削除してしまったら...という不安はどうしてもあります。各社が独自にルールを決めることも必要ですが、サイボウズ側で高頻度かつきめ細やかに復旧できるようなメニューを、有料でも提供してくれると安心ですね。
ここでは短くまとめていますが、実際はもっといろいろな要望をいただき、議論も盛り上がりました。kintoneの開発プロダクトマネージャーも同席しており、いただいた要望について、今後の実現を検討しているところです。
ユーザー会は継続して行いますので、これをお読みいただいているみなさまも、次回のユーザー会にはぜひお越しくださいませ!