圧力団体がkintoneをより良くする!?圧力団体のドン登場

「kintone エバンジェリスト紹介シリーズ」第8弾でご紹介するのは、様々な舞台で活躍されている金春(こんぱる)さんです。
100回を超えるkintone Café(圧力団体)の運営事務局を担当され、Cybozu Days登壇などでも有名です。AWS界隈でもご活躍されておりご存知の方も多いと思いますので、今回は金春さんの裏側に迫りたいと思います。

ちなみに、前回(第7弾)のkintone エバンジェリスト紹介記事はこちらです。こちらもぜひご覧ください。
ハートをつかみ続けるkintoneエバンジェリスト From 福岡

それでは早速登場していただきましょう。

No.1開発者!

> kintone hack優勝おめでとうございます!
ありがとうございます!練りに練ったかいがありました。
参加者が錚々たるメンバーな上に演出もすごく豪華で、この舞台で発表できたことが嬉しかったです。今も毎晩寝る前に思い出してニヤニヤしてます。
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※kintone hack とは「Cybozu Days」で開催された、No.1開発者を決定する熱いイベントです。
「ここまでできるkintone」をテーマに、7名の実績豊富な開発者がkintoneの可能性について熱演されました。

kintoneの魅力はお客様のリアクションを身近に感じられること

> hackでも紹介されていましたが、kintoneの事例も非常に多いですね。(有名企業も!)
> 事例はこちら(金春さんが所属されるR3 instituteのHPに移動します)
> 今でこそkintoneの利用が当たり前の印象になりつつありますが、kintoneを使い始めたときに困ったことはありますか?
社内にkintoneを使いたいと話したときは「なんで?」という声がありました。
スクラッチ開発に慣れている人にとっては、制約のあるkintoneを使う必要性が伝わりづらいんですよね。
次に困ったことは、仕事の進め方が180度変わることです。
・仕様書はほとんど作らない
・仕様はどんどん変わる
・昨日作ったものが必要なくなることも

これらは「kintoneでファストに開発」、「変わることはより良くなること」を説明し続けることで、少しずつ社内でも理解されるようになりました。
今はこれを「Highspeed SI(R3 instituteのHP)」と呼んで、「可能な限り早く」、「実際に利用できる」システムを提供しています。
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Highspeed SIでは対面開発が基本です。
お客さんの話を聞きながら、その場でkintoneのアプリを作って、その場で試してもらいます。で、どんどん修正していく。
そうすると、お客さんはすごく驚いて、すごく喜んでくれるんです。私も嬉しくなります。
今までの開発では仕様書を作っても、製品を納品しても当たり前に取られることが多いんです。

kintoneを選んで一番良かったことはお客さんのリアクションを身近に感じられるところだと思っています。

圧力団体とよばれて

> (そろそろ少しずつ裏側を・・・)
> 圧力団体のドンと呼ばれていますが、呼ばれても平気ですか?
ぶっちゃけ、最初はどうかな~と思ったこともあったんですが、皆さん良い意味で使ってくれるので今は慣れましたね。これからも(良い意味で)圧力をかけていきますのでよろしくお願いします!
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※弊社青野からのメッセージにも圧力団体の文字が
※圧力団体と呼ばれる所以は、kintone Café運営事務局設立時の金春さんのコメント「強力なコミュニティーはベンダーに対する"圧力団体"となり得る」という発言

> この写真すごいですね。オーラを感じます。
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最近はだいたいこんな感じです。
> そ、そうなんですね・・・(この人はいったい何者・・・)

裏側に迫る!

> しゅ、趣味とかお伺いしても・・・ダ、ダメですよね!
最近はカメラや釣りにはまっています。
子供も釣りが好きで、昨年は船舶免許を取りました。
和歌山に上陸できる無人島があるので、そこに行きたいんですよね。

> 船舶免許を取るって凄い。
> プライベートでも行動力があって、かっこいいですね。
まあね。
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> ・・・

裏側に迫る!つもりが・・・

> では好きな食べ物とか・・・
あ、私からも質問いいですか?
kintone 使えば使うほど、この機能がなぁ・・・というところが見えてくるんですよね。
最近は○○の△△で困ってるんです。
なんとかなりません?
> えっと、、、そうですね。確かにそれは困りますね。
> エバンジェリストからの要望ということで社内に掛け合ってみますね。後日回答します。

あと、□□もなんとかしてほしいんです。
> (同上)

> (なんかおかしいぞ・・・)
> (インタビューじゃなくて、突き上げられてるような感じに・・・)
> さて、そろそろ時間ですので・・・
そういえば、Cybozu Daysでgusukuを世に広めるために「瑞慶覧 みみが(ずけらん みみが) 」たんを発表しました!可愛いですよね。
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gusukuって知ってます?gusukuを使えばkintoneの運用を劇的に改善できますよ。
いい機会なのでその理由を3つ紹介しますね。
> え? あ・・・


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バックアップ&リストア

cybozu.comは4重のバックアップを取っていますが、アプリやフィールドを間違えて削除した場合は自分たちの手ではリストアできません。(サイボウズへの依頼が必要)
gusukuを使ってバックアップを取得していれば、その時点のアプリやデータをリストアできます。
> バックアップ機能いいですね。万が一のことを考えると欲しい機能です。
> リストア先が別のアプリを選択できるのも良いですね。誤ってフィールドを削除した場合でも、元のアプリは運用しながら落ち着いて復旧できそうです。


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アプリの配布(更新)

kintoneはアプリを簡単に作成・変更できるだけに本番環境だけだと不安なことってないですか。
特にJavaScriptなどでカスタマイズしている場合、試験と本番の2つの環境が必要だと思います。
gusukuのアプリ配布(更新)機能を使えば、ボタン1つで試験環境のアプリを本番環境に配布(更新)できます!
> 試験環境と本番環境とで同じ作業をするのは困っている人が多そうですね。私はかなり不安です。
> 試験環境で作業してから本番環境で作業するまで期間が開くので、手順があってるのか、試験と同じ環境になっているのか心配で・・・

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設計情報の見える化

アプリの設計情報をエクセル形式でダウンロードできます。
これでフィールドコードなどを1つ1つ確認する必要がなくなりますし、納品物のドキュメントとしても使えます。
> これはアプリ開発している人は特に便利そうですね。
> フィールドコードを都度確認する必要がないのが助かります。
> (フィールドコードの確認って時間がかかって大変だから・・・)

2017年はオンリー1の存在に

> (えっと、圧力に負けず、裏側を・・・)
> 好きな4文字熟語を教えてください。
いろいろあるんですけど、今は「圧力団体」ですかね。
> ・・・ありがとうございました~
あ!ちょっと待ってください。本気にしないで!今のはノリで答えただけですよ!

> 意外とお茶目ですね・・・!(びっくりしたけど)
> では最後に2017年の抱負を教えてください。
そうですね。無人島に上陸して、釣りをすることです。
大きい鯛を釣りタイ
> ・・・
> なるほど。

> 仕事ではどうでしょうか。
kintone界でオンリー1の存在になりたいですね。
あ、そうそう勿論kintone hack連覇も狙っていますので、素敵な舞台期待しています^^


おわりに

今回は様々な舞台で活躍されている金春さんをご紹介しました。
圧力をかいくぐり?少しでも、皆さんの知らない金春さんをお届けできていれば幸いです。

また、文中で簡単にご紹介しましたが、gusukuはkintoneでアプリを運用する際にかゆいところに手が届く機能を多く備えています。様々なkintoneのアプリ開発を手掛けたR3 instituteがリリースしているだけあります。
これを機会に皆さんも是非お試しください。フリープランがあるので試さない理由はない!
gusukuのご利用はこちらから!

kintoneの技術者向けサイトでもgusukuの機能を紹介しています。こちらも合わせてご覧ください。
kintoneアプリ開発でハッピーに!gusukuご紹介


技術者向けサイト

「cybozu developer network

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  • ・API のアップデート情報の通知を受け取ることができます。
  • ・5ユーザー、1年間無償の開発者ライセンスを申し込むことができます。
  • ・Tipsやサンプルの動きを確認できるデモサイトを利用することができます。
  • ・ HTTP Client Tool for kintoneを利用することができます。