kintone 3分間チャレンジシリーズ vol.1

3分で「セミナー参加者管理アプリ」に挑戦!

ITpro EXPOやクラウドEXPOでお披露目してきた、kintoneを使って3分間で業務向けアプリを作るチャレンジシリーズがブログコーナーに登場です。1回目は「セミナー参加者管理アプリ」に挑戦します。

皆さんの会社ではセミナーやイベントの参加者さんの管理をどのように行っていますか?よくお聞きするのは、Excelを使って管理されているケースです。手軽で操作にも慣れているから便利ですよね。でも、反面こうだったらいいのになー?と思う事はありませんか。例えば

  • セミナーの度にファイルを作成しているので、名簿ファイルが散在している。
  • 参加者の出欠を当日紙ベースで記入しているので、後で入力作業が発生している。
  • 参加者への後日のアプローチは、誰が何をやっているのか分からない。

などなど。

kintoneチームでは、2011年11月の発売以来、リリース記念セミナー、実機セミナー、テーマ別セミナーなど、ほぼ毎週セミナーを開催しています。今も参加申込絶賛受付中です。こちらのセミナー参加者さんの管理にはkintoneでアプリを作っています。今回は、このセミナー管理アプリをモデルにした3分チャレンジです!

3分チャレンジ・スタート!

3分で作るアプリなので、実物よりも簡単な作りになってしまいました(^^;
このアプリでは「複数のセミナーへの参加者リストをひとつのアプリで管理するための工夫」として、セミナー名にプルダウンパーツを使ってみました。プルダウンパーツは、後から選択肢を増やす事が出来るので開催するセミナーが増える度に簡単に追加カスタマイズができます。さらに、一覧画面も複数作れるので「6月15日開催の実機セミナー」という絞り込み条件を付けた一覧を見れば、特定セミナーの参加者さんのリストだけを見る事ができますよ。その他にも、こんなことが可能です。

  • 出欠の入力がiPadなどのタブレットPCから編集できる。
  • 出欠の入力データをもとに、歩留まりのグラフが作成できる。

カスタマイズでさらにリッチに活用!

さらに、このシンプルなアプリをちょこっとカスタマイズするだけで、出来ることがさらに増えます。

例えば、参加者情報の項目に部署名、性別、所在地などの情報を追加すると、セミナーに参加している部署の傾向や男女比がレポート集計で分かります。参加者の傾向が分かれば、次に集客をするセミナー内容の検討に約に立てることができます。

kintone 円グラフ

さらに、参加者さんに対するセミナー後のアプローチ手順と対応履歴を入力する欄を作れば「誰が」「いつ」「どんな対応」を行ったかまでのプロセスも管理できます。ここまですると、もうちょっとしたCRMツールです。セミナー参加者アプリは、プレ案件管理アプリとも呼べます。

kintone form 画面

このカスタマイズの容易さ、はkintoneのいいところです。アプリを使っている現場の人(kintoneチームでは、営業部のアシスタント的存在、サラサラロングヘアーのUさん)が、行ってくれています。

今日の一言

では、次回の3分チャレンジをお楽しみに!