企業受付やアンケート取得、セミナーもこなす働き者のPepper♪ 誰でも簡単にPepperを動かせる「Smart at robo for Pepper」とは?

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こんにちは、山田です。
今日は Pepper (ペッパー)のアプリ開発・システム連携を行う M-SOLUTIONS さんにお邪魔しました。M-SOLUTIONS さんに着くと早速受付に Pepper が!
Pepper:「こんにちは!お掛けになってお待ちください。」
かわい〜!受付システムと連動した Pepper がお出迎えしてくれました。

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今回は Pepper を簡単に動かすことができる kintone の連携ソリューション「Smart at robo for Pepper」についてご紹介します。

Pepperって何ができるの?

Pepper はコミュニケーションが得意な人型のロボット。人間をお手伝いしてくれます。
企業の受付や誘導、商品説明セミナーやアンケートができます。そして、かわいいルックスが自然と人を引き寄せます。

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Pepper は働き者です。
日英中と3ヶ国語対応なので、外国人の誘導や接客も可能。胸のディスプレイを利用すれば、Pepper 目線で人間同士ではちょっと聞きづらい「あなたの年収は?」といったプライベートな質問や、子供へのアンケートも難なくこなし、お客様の声を定量データとして取得できます。

3日間のイベントで1500サンプルのお客様データを取得した事例もあるとか。お昼休憩なしで毎日8時間働き、1分に1サンプル取得した計算になります。

すごい。

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通常Pepperを動かすためには、専用の開発環境「Choregraphe(コレグラフ)」での設定が必要になります。「頭を触るとしゃべる」といったような動きも一つ一つスクラッチ開発していきます。

↓「Choregraphe(コレグラフ)」の設定画面。パーツを組み合わせてPepperの動きを設定していきます。 choregraphe.png

実は、この設定が想像以上に大変なのです。たとえば Pepper を使った数秒から数分のコンテンツを作る場合、数週間から数ヶ月の開発期間となり、アプリの開発費用は300万〜500万が必要になります。変更するのも一苦労です。

そのため、せっかく出荷されても、思い通りに Pepper を動かすアプリを作れない・・・ということも少なくないのです。

そこで、もっと手軽に誰でも簡単に Pepper を動かそう! Pepper を思い通りに活躍させよう!と、Pepper と kintone の連携がはじまりました。

p007_2.jpg (M−SOLUTIONS株式会社 取締役 植草 学さま)

「Smart at robo for Pepper」が Pepper を活躍させた、革新的な3つのポイント

Pepper と kintone の連携ソリューション「Smart at robo for Pepper」は、次々にPepperの従業員化を実現してきました。革新的な3つのポイントをご紹介します♪

1.開発不要! 誰でも簡単に Pepper を動かせる!

「Smart at robo for Pepper」なら難しいスクラッチ開発が不要です。kintone アプリにレコードを登録するだけです。「頭を触ったら『右手をあげて、投げキッス』しながら『こんにちは』と話す」、「毎日15時になったら『両手に腰をあてる』」など、30以上ある動作と、画像、セリフを選んで登録するだけです。誰でも簡単に Pepper を思いのままに動かせます。

M-SOLUTIONS さんでは、今年新卒採用に Pepper を使ったとか。会社概要とか事業説明を Pepper にさせると、会社の先進性がアピールできるだけでなく、人事部の負担が軽減され、新卒採用はもう完了したとのこと。思いもよらないところで活躍してます!

↓Pepperに近づくと、センサーが反応してセミナー会場へ案内する設定。レコードを登録するだけ、3分で完成します。 record.png

2.離れていてもPepperの状況を把握できる!

働き者の Pepper は、取得した、接客人数、動作回数やアンケート結果などのデータをリアルタイムに kintone に蓄積、共有してくれます。たとえば本社の人が各店舗の Pepper の稼働状況を会社にいながらにして確認も可能に。離れていても Pepper を見守れます。また、蓄積されたデータは kintone のグラフ機能ですぐに可視化できるので、分析もスムーズに行えます。

↓Pepperのどこを触ったかをリアルタイムに集計したグラフ。クリック操作だけ、グラフは1分で完成します。graph.png

P008.jpg (M−SOLUTIONS株式会社 取締役 営業部 部長 日野 健一さま)

3.Pepperと顧客管理が連携できる!

「Smart at robo for Pepper」は Pepper を動かせるだけでなく、その他の kintone の機能ももちろん使えます。たとえば、顧客管理アプリや案件管理アプリと Pepper が取得してくれたデータを連携させれば、活用の幅も広がります。

Pepperは更にレベルアップします!

2016年7月に「Smart at robo for Pepper」はレベルアップし、声を認識できるようになります!声に反応して動いて喋る Pepper の今後の活躍も楽しみですね!

サイボウズ日本橋オフィスにて「Pepper アプリ導入相談 Cafe」も開催中です。サイボウズの Pepper があなたをお出迎えしてくれるはずです。
あなたの横にいる Pepper を今以上に活躍させたい方は、ご相談してみてださいね♪♪

>>「Smart at robo for Pepper」をもっと詳しく知りたい人はこちら★

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